知恩寺
二日目14日は昨日の土砂降りが嘘のように見事に快晴。
宿では1000円で朝食を頂けるのだが、すぐ近くにいいお店があるのでそちらで摂る。
宿からすぐのところで見かけたお店。町家風のしゃれた感じがする。
今日の朝食はサントリー伊右衛門プロデュースのお店、IYEMON SALONで。烏丸御池駅からすぐ。外のテラスは川床風になっていた。
中はおしゃれなカフェ風。8〜24時と営業時間が長く、朝昼晩と使える。
天井も高いし、テーブルの間にも余裕があって、まるでホテルのロビーのようなゆったりとした雰囲気。
きちんとした坪庭もあって、これを眺めながら食事を頂ける。 |
伊右衛門だけあって、まずお茶が出される。ちゃんとにごりがあるのが嬉しい。これはほうじ茶で、茶本来の色が見た目にも嬉しい。 |
これが朝食セット。おにぎりと魚の蒸し物がメイン。おにぎりにはお焦げがまぶしてあって、香ばしい。のりは味付けのりだった。 蒸し魚が絶品! いさきだったかな…。シメジや長ネギと一緒に蒸されていて。 ぜいたくな朝食だった。今後京都に泊まるときには、朝食はここで摂ることにする。 |
さて、今日の午前のメインは京大の東にそびえる吉田山の中腹にかまえる茂庵という和喫茶と、吉田山ふもとの重森三玲庭園美術館。重森三玲庭園美術館は完全予約制で、11時と決まっている。
とりあえず吉田山近くの知恩寺へ。 |
浄土宗らしくでかい境内と本堂を持っている。 法然の開基で浄土宗大本山。住職だった空圓が7日間で百万回の念仏を唱えて疫病が治まったことから、後醍醐天皇より「百万遍」の称号を得た。本尊は当然阿弥陀如来。
百万遍という別称を象徴するかのように念仏の回数を数えるための数珠の巨大バージョンが本堂の周りをめぐっている。 |
で、知恩寺を出たところで気付いてしまった。茂庵の開店時間は11:30だったことに…。現在まだ9時をまわったところ。重森三玲庭園美術館は11時からなので…全然だめじゃん!
計画自体が最初から破綻していたことに気付き、茂庵は諦めることにした。そこで、11時までの時間つぶしに急遽銀閣寺近くの白沙村荘を見てみることに。バスで一本だし、行ったことがなかったので。