白沙村荘橋本関雪記念館
大正〜昭和に活躍した日本画家橋本関雪の邸宅。
観光客でごった返す銀閣寺の手前にあってここだけは落ち着きを保っている。拝観客もほとんどなく、落ち着いて過ごせる場所。
銀閣寺周辺は修学旅行生も多く(もっともこの時期はお盆なので修学旅行生は見られないが)、普段なら訪れることもないようなところだ。
大画室と呼ばれる50畳敷きの展示館。存古楼ともいう。木造三階建てである。 おそらくかつてはここに橋本関雪が起居していたのだと思う。 手前には池があり、この邸宅全体がこの池を主体とする池泉回遊式庭園となっている。 |
茶室。 奥の石橋には一羽の白鷺がとまっていた。 |
石塔があるほか、右画像のように中門もあり、露地庭園のような様相も呈している。
大画室。外にはチェアーが置いてあったがさすがにあついので、内に入って少し涼んだ。
ほどよい時間となったので出る。
銀閣寺道で見つけた喫茶店。 猫が中を覗いている、ということのようだ。この店に入るなら、猫のみつめる先のテーブルに座りたい。 |
途中で見つけた「私設図書館」。なかなか雰囲気が良さそう。時間単位で料金が決まっている。食べ物の持ち込みOK、貸し出しもしているとか。
再び京大のほうへと戻り、予約している重森三玲庭園美術館へと急ぐ。バスを乗り継いで、なんとか11時までに到着できた。