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越南順化巡覧 2012年7月5~8日

フエ市内散策

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フエ市内散策

欲しいと思っていたフエの本を探したが,フースアン書店にも無かった。ベトナム最大の都市ホーチミンの最大の書店に無く,地元フエの書店にも無いのだから,もう絶版になっているのかもしれない。地元を紹介したフエコーナーがあり,そこで見つけたnguyen viet keによるstories of the nguyen dynasty's kingsを購入。英語の上,図版が多いのでいいだろう。

二階はCDやDVD,マンガ,文房具の売り場になっていた。日本の漫画,ドラえもんやクレヨンしんちゃん,コナンのベトナム語版が売られていた。

ネタとしてドラえもんの5,6巻と大長編の大魔境を買ってみた。単行本は一冊16,000ドン(61円)。「かったよ,ぼく」を収録した単行本を「買ったよ,ぼく」。日本の巻数と一致しているとみてよいだろう。たくさんの子供たちが立ち読みしていた。

ここで急にお腹が痛くなった…。奥さんが下痢止めを持っているので貰って飲む。

トイレを使いたいのでコープマートに逃げようと思ったら,急に大雨が降り出した。風も強い。これがベトナムのスコールか…。しばし店の中で雨宿りだ。しかしニャットさんが言っていたように本当に30分ほどでやんでしまった。上の写真の左手にあるのがコープマートだ。

ちなみに,ホテルからGPSを記録していたが,何かの拍子に記録終了となってしまい,残念ながらトゥドゥック帝廟までしか記録されていなかった。かなりショックだ…。

バイクがたくさん通る大通りであり,しかも夕方のラッシュ時であるため,横断が難しいが,なんとか渡りきった。

コープマートにはロッテリアもある。奥さんが休憩のためフードコートに行きたいと言っていたので,上階に行ってみたら,果たしてあったのだが,子供がはしゃいでおり,落ち着けるような状況ではない。また,席も散らかっているので,まだ16時を回ったところだが,夕食を食べるためにレストランに入ってみようと提案。

コープマートにはホーチミンでも入った書店の支店があったので,ここでもフエの本を探したが,無かった。スーパーで水やドリンク,お菓子などおやつを買ってコープマートを出た。

フォーン河にかかるチャンティエン橋を渡る。何度か絵を買わないかと声を掛けられるが完全に無視。雨上がりで蒸す。

橋を渡りきるとそこにはフエで最初のホテル,サイゴン・モリン・ホテルが。結構な高級ホテルである。フエなのにサイゴンとあるのは,サイゴンは何かとおしゃれな感じがするからだという。

10分ほど歩いてレストランへと到着。他にも候補はあったが,トロピカル・ガーデンに入った。まだ16:45で,さすがに夕食の時間には早く,他に客は居なかった。とりあえず飲みものとして,セブンアップ,奥さんはスイカジュースを注文。最初はドリンクで休憩して,追加注文で食事,というつもりだったが,セットメニューならば少しずつ出てくるので大丈夫だろうという判断をして食事も注文してしまう。

まずは麺。フエ風の細い麺だ。辛くはない。

次はバインベオ。フエ料理の一つ。ぷるぷるつるつるの餅の上にエビと刻みネギが載っている。たれを掛けて食べる。食感がよく,エビの風味があっておいしい。

次は海鮮野菜炒めと豚肉の甘辛炒め。ご飯が出てきたが,食欲がなく,あまり食べられなかった。

最後にデザート(ドラゴンフルーツ,マンゴー,スイカ)と緑茶。一通り食事を済ませると17:45となった。

落ち着いたところで,明日のホテルでのニャットさんとの待ち合わせ時間を思い出した。ニャットさんに電話しよう。日本で受け取っていた行程表にニャットさんの電話番号が書かれている。携帯電話のキャリアもVinaphoneと現地キャリアなので,普通に電話してみればかかるだろう。

かけてみると「A-lo?」(おそらくフランス語起源だが,電話での「もしもし」に使われる)とベトナム語が聞こえてきた。「もしもし? ニャットさんですか?」と日本語で話すと,「はい,ニャットですけれども,どちらさまですか?」と間の抜けたような返答があった。泊まっているホテル名と名前を告げ,便に間に合わないので,明日の待ち合わせ時間を16時に早めたいと言うと,「すみません,こちらからお客さんに連絡するべきでした」と言ってきた。ニャットさんも後になって間違っていたことに気づいていたようだった。ホテルに連絡を取るつもりでいたのかもしれない。ともかくも,明日16時,ロビーで待ち合わせに変更となった。

もう18時。ぼちぼちホテルに帰らねば。タクシーがめんどうだなぁ…。そこでレストランのボーイにタクシーを呼んでもらうことに。マイリン指定で。ホテル名も告げてしまう。

しばらくするとマイリンがやってきたので乗り込む。お腹の調子だが,薬が効いたのか痛みはなくなった。 30分揺られてホテルへ。もう結構へとへとだ…。ぼったくりは無かった。チュンさんは,「フエの人はみんな良い人です。安心してください。夜も大丈夫ですよ」と言っていた。まぁその通りなんだろうな。地方都市だし。でも,何かあったらいけないので無茶はしない。

【注】
これまで5回フエを訪問しているが,タクシーで被害に遭ったことはこれまで一度もない。ハノイ,ホーチミン,ダナンなど他の都市でも同様だ。また身の危険を感じたこともない。

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