機密院
隆安殿を出て正面の道路を左(北東)に進むと,かつて機密院があった場所に出た。吊前からして,おそらく清朝で言うところの軍機処のような機能を持っていたと考えられる。残念ながら現在は中に入ることはできない。門に世界遺産のマークがあることから,フエの歴史遺産を守るための機関として流用されているのではないか。
迂回して正面入り口に来た。
職員だろうか,バイクで往来している。
門の奥に派手な屏風が立っている。
屏風の先に立つ赤茶の壁の建物が,機密院の本殿なんだろうな。
その左右には,細長い殿宇が対称的に配置されていた。
16:30を過ぎているが,まだ時間的に余裕があるので王宮を観てからホテルに戻るとする。
途中で見かけた光景。王宮前には広大な広場があり,市民の憩いの場になっているが,ここではサッカーを楽しんでいた。石碑が休憩場になってしまっている。ちょっと雲行きが怪しいな…。