紫禁城外城
鎮靖郡公府から見える外城内の堀,Ngự Hà(御河,グーハー)。のんきに釣りをしている人がいた。
方形の水域の中央に浮かぶ方形の島。そこにはTàng thơ Lâu蔵書楼が建っていたはず。阮朝の図書館であり,水で囲んだのは類焼を防ぐためか。でもこれらは蔵書楼ではなさそう。寺院のようだった。
時計回りに水域を探ってみる。どうやらあれが蔵書楼のようだ。
もう一つの橋からアプローチしてみたかったが,まさに今修復中のようで,工事現場の目隠しのシートの隙間から撮るに留めた。2年後くらいには見学できるかも。
Đinh Tiên Hoàng通りを挟んで蔵書楼の隣のhồ Tịnh Tâm静心湖。中心に島が浮かぶが,不明。
静心湖の中に浮かぶもう一つの島。こちらは橋が架かっている。島の上にはかつて殿俸嬴Nền điện Bồng Doanhが建っていたが,果たして。
橋を渡ろうとしたが,中は喫茶店のようだった。殿俸嬴とおぼしきものは見当たらなかった。
Đinh Tiên Hoàng通りに戻り北上,しばらくLương Ngọc Quyến通りを西進。しばし外城壁沿いに走る。交通量もほとんどなく,走りやすい。城壁の上には登れるようになっており,花壇,畑作など自由に利用されているように感じた。
そのまま内城の西北端を曲がって南下。Thái Phiên通りを西進して内城を出た。内城と外とを繋ぐ橋は少なく,しかも狭いため文字通りボトルネックになっている。
久々の大きな通りLê Duẩn通りを南下。線路と併走する区間だが,列車は通らなかった。地図で場所を確認していると,バイクに乗った若者に声をかけられたが,ベトナム語で全く分からなかった。「ごめん,分からない。英語でお願い」というと頷いて行ってしまった。