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フエの陵墓・王府祠堂巡覧 2015年3月6~10日

長紹陵

Lăng Trường Thiệu

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長紹陵

次は長紹陵だが,長基陵から100mと離れていない。しかしその姿は長基陵から見ることができない。衛星写真からも分かるが,林に囲まれているのだ。しかしヒントはある。長基陵の近くに建つ少し広めの建物に隣接して建っているようなのだ。

その広めの建物はすぐに見つかった。小さな旗がたくさん付いた紐が張られている。「学校?」と訊くとユンさんは頷いた。今日は日曜日で人の気配はなかった。

学校向かって右手の林が怪しいので入ってみると,城壁が見えた。長紹陵に間違いない。


7:50。城壁に沿って学校の反対側に回ってみると,果たしてそこには門があった。門の手前には規則正しく植えられた植物が。おそらく栽培されているのだろう。ユンさんは「レモングラスだぞ」と言っていたので,葉に指をこすりつけて嗅いでみたが何も香りはしなかった。ユンさんも同じことをした。


長紹陵は広南阮氏九代目の阮福淳Nguyễn Phúc Thuầnの陵墓。門は開いていた。


草が生えるなど,修復の手が入っていない。変にコンクリートで修復されるよりずっと趣きがあっていい。


門をくぐって向かって左手。城壁は崩れており,無理をすれば越えて中に入れそうだ。木々も何本か生えていて荒廃しまくっている。台のようなものが残っている。


こちらは右手の方。スペースには畝ができていて,等間隔に苗木のようなものが植えられていた。外も中も畑だなぁ。


右手奥。こちらにも苗木が植えられているようだった。背後の屏風を確認したかったが,これでは進入は不可能だ。


内部の城壁。こちらは割としっかり残っている。


宝城。長紹陵の中心。背後の屋根は隣接する学校のものだろう。


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