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フエの陵墓・王府探索 2016年2月18~23日

チャム彫刻博物館

Bảo tàng Điêu khắc Chăm

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チャム彫刻博物館

2/19,2日目の朝。肌寒くて目が覚めた。なんとベトナムでこんな経験をするとは…。昨日観光したホーチミンは常夏で,「この季節が最も涼しい」と言われているのが信じられなかったが,昨夜ダナンで飛行機を降りたって驚いた。

今日はダナンを自転車で回ってから,タクシーで五行山を経てホイアンまで行く。お昼までにホイアンに到着したいので,できるだけ早めに自転車で行動を開始したい。朝食は6:30からだというので,7時から自転車を借りることにした。

早速最上階で朝食。誰もいなかったが,料理は出ていたので取る。ダナン名物の麺料理ミークァンを食べたかったが,準備中のようで,とりあえず食事を済ませることにした。ダナンで食事する機会はこの朝食のみなので残念だ…。オーダー式の朝食と聞いていたが,バイキング形式だった。とりあえずベトナムっぽい食事をチョイス。他に非常に大きいクロワッサンを食べた。

ホテルは通り沿いに建っているが,昨夜バイクはちらほらとしか走っていなかった。中部の大都市とはいえ,ホーチミンと比較すると,その交通量は大したことないのかもしれない。

7時になったのでロビーに繰り出す。チェックアウトは帰ってきてからとする。自転車を漕いで,まずはチャム美術博物館へ。大きな通りでは朝のラッシュで非常に交通量が激しかった。先ほどホテルの窓から見えた交通量は参考にならなかった。

チャム美術博物館に到着したのは7:20頃。ホテルから20分もかかるとは…。7時からの開館なのに,チケット売り場には誰も居なかった。掃除しているおばさんが,駐輪場を指さしてくれた。「2,000」と「3,000」の数字が書かれていたので,おそらく前者が自転車の,後者がバイクの駐輪代だろうと思う。

チケット売り場に人が来るまで博物館の外観を撮影しよう,と思っていたら,掃除のおばさんが何かを叫んだ。振り返るとバイクから降りる人を指さしている。売り子が来たのだろう。チケット売り場へと向かう。日本だったら「すみません」と言いながら走ってチケットブースに向かい,職場の準備はそこそこに,ひとまず私へのチケットの販売を急ぐのだろうが,ここはベトナム。売り子は非常に緩慢な動きでチケット売り場に向かい,悠々と売り場準備をしている。いちいち目くじらを立ててもしょうが無い。ここに到着してから《たった》2,3分の待ち時間で済んだことを喜ぶしかない。チケット代3万ドンと駐輪代2,000ドンを渡して館内へ。

博物館の入り口の門柱に設置された対の獅子(シンハ)。

四面に象が掘られた台座。入り口の正面に置かれている。裏側に回ってみると,線香や花が添えられており,美術品として展示されているのと同時に信仰の対象でもあると示唆されている。


この博物館が面白いのは,展示物が単純に並べられているのではなく,もともとあったかたちで博物館の柱や側面自体に埋め込まれ展示されていること。

なかなか工夫されていると思う。

対のガジャシンハ。

鵞鳥(ハンサ)に乗っているのでブラフマーか。右は白鳥に乗っているのでサラスヴァティか。

左はカーラ。食欲旺盛で自らの手足を食べ,顔だけになってしまった動物神。アンコール遺跡のあちらこちらに彫られている。右は猿神ハヌマーンの軍勢か。マハーバーラタの物語を彫ったものらしい。

サラスヴァティ。


非常に精巧なクリシュナ(ヴィシュヌの化身の一つ)の彫像。牛がたくさん集まっている。


ジオラマのような展示もある。ガネーシャが集まっていた。

ミーソンのジオラマと写真。

非常に精巧な彫刻群。


発掘されたエリアごとに展示されているのが特徴。これはドンズン遺跡。


ドヴァーラパーラ。日本では金剛力士として知られる存在。仏像のように邪鬼を踏みつけている。


牛のようにも見えるなぁ。

台座。これがそっくり発掘されたのが凄い。


アナンタの上で坐禅を組むヴィシュヌ。


見学者は終始私しか居なかった。アンコール遺跡やミーソンを見て関心を懐いた人は,ここに来るべき。予想外に見応えがあった。

チャムダンスショーがあるらしい。チャムは今のベトナムの国土の南半分を領土としていた。南北ベトナムがはじめて統一されたのは19世紀に入ってからで,それまでチャム王国が存在していた。現在チャム人はベトナムの少数民族の一つとして登録されている。日本列島で言うアイヌのようなものかな。15分ほどで見学を終えて次へ。


ラッシュの中自転車を漕ぐ。途中でドラゴン橋を発見。夜になるとライトアップされ,土曜日には口から火と水を吐くというもの。


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