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フエの陵墓・王府探索 2016年2月18~23日

ホーチミン到着まで

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ホーチミン到着まで

初日はホーチミン経由でダナンに向かう。乗換だけならばホーチミンをすぐに起てばいいが,せっかくならばホーチミン市内を観光しておきたいし,ダナンに早着してもやることがない。ホーチミン滞在時間を確保するため,ダナン線の最終便を選択することにした。

出発時間が9:30のところ,成田空港に着いたのが7:40。出発2時間前にカウンターに立ち寄るのが基本だが,Webチェックインを済ませているので,この時間でも十分だと判断した。

まず1Fの到着ロビーに向かって移動し,今後5日間不要となるコートを北ウィングのどん詰まりにあるQLライナーに預けた。昨年預けたG*Aよりも料金が安かったし,ベトナムの場合,到着してすぐ受け取れる場所にあるため都合が良いので今後はここを利用することにしよう。本当ならば預かって貰える上に綺麗になって戻るので,空港内のクリーニング店に出してしまいたいのだが,ベトナムの場合出発・到着が早いためクリーニング店の開店に間に合わずこの方法は使えない。日本が冬の時期にベトナム以外の暑い国に行く場合,この方法を使ってみたいと思う。

コートの件が済んだので4Fへエレベーターで移動し,7:45頃にチェックインカウンターへ。既に大行列が出来ていたが,Webチェックインを済ませているのでスルーして奥のWebチェックイン専用カウンターへ。ただそれでも前に2,3人が並んでいた。預け荷物がないので,自分の番が来たらすぐ終了だ。Webチェックインを済ませているのだからカウンターに寄らずに保安検査に進めればいいのだが,ベトナム航空はそれでもカウンターに寄らねばならない。改善してほしいところ。


両替をしたいが,機内食をおいしく食べたいのでその前に朝ご飯。8:10頃,今回もサブウェイで摂る。ああ,やっぱりおいしいなぁ。8:40に搭乗開始するのでわりと時間がない。食べ終えたらすぐに両替へ。今回もドルとドンの両建て,ドルを多め・ドンを少なめに。ドルは日本で再両替ができるがドンは不可能なので,現地で使いきらねばならない。ドルで払っては損をするような少額の支払いにドンを使うことにする。合計で4万円ちょっとを両替。これでもかなり余るはず。


さて保安検査に向かおう。そういえば先ほどチェックインカウンターで赤と白のラインが引かれた保安検査に行けと言われたような気がするな…。ボーディングパスを見ればpriorityとのスタンプが捺されているので本当らしい。

なんとビジネス・ファースト・フリークエンシーフライヤーが対象のゲートじゃないか…。本当かどうか疑わしいのでチェックインカウンターに赴いて訊いてみたら,やっぱりpriorityのゲートで良いらしい。本当かよと思いながらも行ってみたら問題なかった。動揺していたのか,財布を出すのを忘れてゲートで引っかかってしまい,それで警戒されたのかボディチェックまでされてしまった。


ともかくも保安検査を抜けて出国審査へ。写真のページを見てすぐハンコを押されて返されるので,全く緊張感がない。質問もないし。

やるべきことが全て終わったのが8:30。搭乗開始まであと10分か。水を買ったりトイレに行ったりの時間を考えると,ちょうどいい時間かもしれない。毎度ゲートで待つ時間が無駄に思っていたが,webチェックインを済ませた上で今日のような時間に来るのが正解なんだな。

ボーディングパス。webチェックインして,webチェックイン用画像も用意されているというのに,やっぱり紙のボーディングパスに替えられてしまうのが解せない。eチケットまであるというのに,ペーパーレスが徹底されていない。もっともこの非効率さがベトナム航空クオリティか…。35Kは指定可能だった席のうち最も前の列で,右手(北・西側)。太陽の日も差さないし,プライベートな空間を作れる窓側。ベトナム程度ならば短時間のフライトなのでトイレは無用。しっかり眠るのが最重要だ。水分はあまり採らないようにする。


搭乗ゲートのフロア(3F)から階段で一つ降りれば,誰もいない快適なスペースが。ここは2Fなのか。修学旅行生がここで待機させられるんだろうか。搭乗ゲートの近くにいないと不安な人もいるだろうが,ちゃんとアナウンスは聞こえるし,ゲート前のモニターもあるので,これからはここで待機しようかな。初めて知ったな。ここのトイレをゆっくり済ませたら搭乗が始まっていた。今回は無駄がほとんど無くよろしい。


ベトナム航空。今回もよろしく。


待合時間に「機内のエンターテインメントシステムが不調」との情報を得ていた。もっともいつも利用しないのでどうでもよい。移動時間は睡眠時間だ。USBポートさえあれば良いのだが,古いシステムのようで見当たらない。コントローラーを取り外すと,なんとモジュラージャックが。前時代のシステムだなぁ。さっそくiPhoneの時刻設定をベトナムに合わせた上で機内モードにした。

ほぼ定刻に離陸。離陸後25分で安定飛行に推移したところで機内食メニューが配られた。和食の「鳥玉子餡かけ」(※英訳にchickenとあるので「鶏」の間違い,steamed riceとあるので親子丼のようなものか)が気になったが,シーフードマカロニ,香草ポテト,オレンジクリームケーキが気になったので,やはり洋食を選んだ。かつてドリンクメニューにはベトナムコーヒーがあったが,インスタントコーヒーのみの取り扱いになってしまった。残念。

洋食。おなじみのあられ盛り合わせ(「味ごのみ」的な)オツマミが機内食と一緒に配布された。例のようにこれは今口にはせず,今後の非常食とする。ベトナム航空の行きの機内食はいつも裏切らない。おいしく頂いた。


食後はしっかり寝ることにする。音楽プレイヤーのノイズキャンセリング設定を「機内」とし,ボリュームを抑えて仮眠。飛行機では乗り物酔いしてしまうので,事前に酔い止めを飲んでいるのだが,その副作用としての「喉の渇き」「倦怠感」が酷く,飛行機を降りた後の行動に影響が及んでしまう。2錠飲むところを1錠にしたり,別の薬に変えたりと工夫をしていたが,今回は「パンシロン トラベル」を1錠だけ飲んだところ(通常2錠),副作用も酔いもなく素晴らしかった。今後はこの薬にしてみようか。

14:07,17分遅れでホーチミンのタンソンニャット空港に到着。預け荷物が無いのですぐに出られるかと思ったが,税関で手荷物をX線検査しなければならなかった。めんどくさいなぁ。さてダナン便は19:40発。空港・市内間がタクシーで40分ほどなので,18時前に市内から空港に戻るようにすれば良い(夕刻は渋滞することを勘案)。すると市内の滞在時間はせいぜい3時間ほどか。

ホーチミンの気温は35℃程度まで上がり,一年でほとんど変わらない。重いバックパックを背負っているのは鬱陶しいし暑苦しいので,ひとまず国際ターミナルの1階両端にある荷物預かりを利用する。今回初めて利用するが,どうだろうか。19時にピックアップすると伝えると10万ドンとのこと。預かり時間によって料金が変わるようだ。

荷物を預けるとロッカーのカギを渡された。なるほど,とりあえず「誰もロッカーを開けませんよ」ということか。もっともスペアキーは用意されているだろうが,キーに付いているタグにベトナム航空のロゴが入っているので,さすがにその企業ブランドを信用するしかない。

2階の出発入り口に移動し,タクシー乗り場へ。普通,空港からタクシーに乗るのであれば,到着した1階から乗車することになるが,今回はネットでの情報に拠って2階の出発ゲート入り口で乗ることにする。ここであればしつこく勧誘して来る人はいないとのこと。そういうタクシーは得てしてトラブルが多いらしい。トラブルの種は一切排除したい。それに2階は空港に人を乗せ,下ろしたばかりのタクシーがいるので確実に乗車できるので都合がよい。

トランシーバーを持ったVINASUN TAXIのジャケットを着た係員がいたので声を掛ける。トラブルの多い白タクは制服を着ていない。制服の有無でトラブルを回避できる。VINASUNはトラブルが少ないと言われているので大丈夫だろう。それにしてもやっぱり暑いな。この僅かな待ち時間でもうんざりする。私の次に並んだ西洋人(バッグを持たず,スマホケース内に直接ドン札を挟んでおり,そのベトナム慣れ具合からは旅行者ではなく現地で生活しているように感じた)はTシャツ・短パン・サンダルと非常に軽装。自分が長袖シャツのままなのに気がついた。荷物を預ける前に半袖シャツに着替えるつもりだったが,すっかり忘れてしまった…。とりあえず袖をまくって過ごすしかないか。

14:48。タクシーに乗り込む。運転手に行き先を伝えなければいけないが,ベトナム語の発音は非常に難しく,口頭で伝えようとしても絶対に通じないと思ってよい。全く見当違いのところに連れていかれる可能性があるため,今回は行き先をベトナム語表記にしてプリントアウトしてきた。それを運転手に指し示せば,ちゃんと理解してくれる。

初乗りは1.2万ドン(60円)で1kmごとに1.5万ドン(75円)程度が加算される。疑うわけではないが,念のためGoogle Mapsで経路をトレースしながら乗車。外国でタクシー乗車中に寝るなんてもってのほか。なお今回も海外パケット放題を利用している。高いが撮影した場所・方向が記録されるのは大切だ。

それにしても14:07に着陸してタクシー乗車まで実に40分もかかってしまった…。何が無駄だったのか良く分からない。入国審査で時間がかかったのか? ともかくもいくつかの予定を変更せねばならない。ある程度臨機応変で対処しよう。まずはおなかがすいているので昼食だ。

永厳寺と広徳禅院。空港と市内の間にあるので,これらの寺を見るとホーチミンに来たなと思う。

15:10,昼食をとる店に到着。空港からタクシーで12.9万ドン(650円)。Cơm Tấm Thuận Kiềuコム・タム・トゥアン・キウ(46 Đinh Tiên Hoàng, Đa Kao, Quận 1, Hồ Chí Minh)という大衆食堂に毛の生えた程度のお店でローストチキン(Gà Rotiガー・ゾティ,54,000VND)とエビ(Tép rangテップ・ザン,44,000VND)を頂く。Gàは鶏肉,Rotiはきっとロティスリーのことか。屋台や大衆食堂で食べてみたいと思う人は,まずこの店を入門にすると良いと思う。上の公式サイトの「Thực đơn」からメニューを見ることができる。


ご飯はコム・タムcơm tấmと言って,砕き米broken rice。日本の米を砕いた上で炊くともちのようになってしまうが,ベトナムの米はインディカ米のために決してもちにはならない。ぼそぼそした食感のため砕くとかえって口当たりが良くなるのでコムタムが好まれるようだ。ベトナムでのご飯の食べ方は日本とは違い,ご飯を盛った茶碗におかず,スープを入れて一緒にして食べる。日本の米のようにご飯だけを口に含まず,おかずと味を一緒にして食べるのが美味しいのだろう。なお「cơm tấm」で大衆食堂をも意味するので,ベトナムでこの看板がある建物は食堂だと分かる。

この店は冷房が効いておらず,ドアがないため外で食べているのとそれほど変わらない。直射日光を避けられる程度だ。ただしこれだけで10万ドン(500円)もする。2万ドン(100円)強でフォーを一杯食べられることを考えると,決して庶民的な店というわけではない。ただ,客に外国人はいなかった。

食べ終わって会計を済ませる。店を出てiPhoneで次のところを地図で確認していたら,店の前で待機していたバイクタクシーの運転手がすかさず声を掛けてきたので断り,少し歩いたところで停車していたVINASUNを捕まえて乗車した。バイクタクシーは個人営業で,商売をするのにライセンスがないので利用してトラブルがあっても誰も責任を取ってくれず泣き寝入りすることになる。出鱈目な仕事なのだ。わずかな金を浮かそうと安全性を軽視すると大変な目に遭う。利用しないほうがよい。

海外でトラブルに遭う人というのは,次の2つのいずれかだと思う。まず安全を金で買うという考えを持たない人。安ければそれだけ悪いのは当たり前。リスクを理解した上で低価格に飛びつくのであれば良いが,何でもかんでも安ければ良いと考えている人は自らトラブルに飛び込んでいるようなものだ。そして2つ目は警戒心の無い人。団体旅行者に多いのだが,仲間と来ているとそこにプチ日本社会ができるので日本と同じ感覚で過ごしてしまいがち。かえって一人旅よりも団体旅行の方が隙ができやすい。

警戒してばかりで楽しく旅行できるのかという疑問を持たれるかもしれない。しかし警戒するのと人を信用しないのは決して同義ではない。目先の得ばかりを追わず軽率な行動をとらず,相手の素性をよく見極めた上で現地の人と付き合うことができれば,海外旅行はもっと安全にもっと楽しいものとなるはず。

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