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フエの阮朝史跡探し 2018年2月27~3月4日

出発前

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出発前

今回のベトナム行きは,Google Mapsの衛星写真を見ていたらフエ市内に阮朝の皇族の陵墓とおぼしきものがいくつか見つかったので,それを確かめるのが目的である。細い道の先にあったり,アクセスのための順路や場所が不確定なので,車より小回りのきくレンタサイクルが適当だと判断した。ついで,新市街よりも南に位置するものが多いため,郊外に位置し,かつ自転車を借りることのできるPilgrimage Villageに宿泊することにした。実はこれ以外にフエ郊外に立地する外国人が泊まるような宿がないので,選択の余地はない。また全行程に必要な移動距離などを考えると最低で3泊する必要がある。フエ滞在プランは以上のとおり。

そして往路だが,フエに行くにはハノイ・ホーチミンからの国内線が一般的だが,半年以上前からこのルートはなぜか検索できなくなっていた。そこでダナンから入国し前回も利用したバスでフエ入りすることにした。ちょうどダナンで食べたいものがあったので,ダナンで一泊することに。

では帰国はどうするか。陽が暮れてからフエからハノイかホーチミンへ飛び,ベトナム航空の深夜便で成田へ早朝に到着というのがオーソドックスな帰国方法だが,今回はANAで購入することにしたため,ハノイ発の便は15時台となる。そこでハノイで一泊することにした。

往路(成田・ダナン間)・復路(ハノイ・羽田間)ともにANAとベトナム航空のコードシェア便で,前者はベトナム航空便,後者はANA便となった。そしてフエ・ハノイ間はベトナム航空で別途購入。なんと日本円にして3,500円ほどの価格で買えてしまった。そして忘れずにダナン・フエ間のバスチケットも予約しておいた。

こうして行程が決定した。ただ少々気がかりなのは出国空港が成田,帰国空港が羽田となること。いつも成田でコートを預け,帰国後受けとっていたのだが,それができない。調べたところJAL-ABCというサービスカウンターで空港間配送を行っているとの情報を得たので,直接メールで訊いたところ問題なくできるとのこと。予約も要らず,そのまま来店可能とのことなので安心した。

前回も利用したOptionTownのビジネスクラスへのアップグレードについては,往路の成田・ダナン便,国内線のフエ・ハノイ便で応募していたので,どちらも申し込んでおいた。前者は2.6万円,後者は4,500円だった。特に前者は6時間半のフライトなので,是非当選できればと考えていた。

さらにOptionTownではラウンジアクセスの権利も販売していることを知り,国内線のフエ・ハノイ便で応募していたので申し込んでおいた。1,500円だった。

OptionTownのビジネスアップグレードの可否は,フライトの1-3日前,遅くとも4時間前までには通知されることになっている。これまでの実績(2回)としては,フライトの十数時間前に通知されてきた。アップグレード対象のフライトは10時なので,前日の2/26の昼間に通知が来るかと待ち構えていたが,就寝するまで来なかった。そこで業を煮やしてWebチェックインを済ませて,エコノミークラスの座席の指定を済ませておいた。Webチェックインを済ませておかないと,チェックインカウンターで長蛇の列に並ぶことになってしまうからだ。

ただ不安になったのは,OptionTownの注意書きには「アップグレードの可否に影響するおそれがあるため,通知が来るまでチェックインを行わないでください」とあること。「Webチェックイン」ではなく,あくまで「チェックイン」ではあるが…。

ダナンのホテルに空港ピックアップ,ハノイのホテルに空港ピックアップ・シーオフをお願いし,準備は整った。ただしダナンのホテルのレスポンスが悪く,嫌な予感がする。空港に着いてもいない可能性が高いので,タクシーでの移動も覚悟しておく。

今回,新しく訪問する都市はなく,新しいことをするわけでもないため,とくに調べることもない。バタバタすることもなく当日を迎えた。ベトナムも今回でもう6回目だ。出発時のドキドキもすっかり薄れてちょっと寂しさを覚える。