ダナンまでの移動
2/27。起床しメールをチェックすると,出発の6時間前(午前4時)にOptionTownから通知が来ていた。しかも散々ひっぱっておいて結局落選。さしあたりベトナム航空のWebサイトでその便を検索してみたところ,現時点でもビジネスは5席も空席があった。それなのに落選とは,どういうことだろう。やはりWebチェックインをしてしまったのがいけなかったのか? 落選してからWebチェックインしても遅くはなかったかな…。ANAマイルを貯めることに決めたので今後ベトナム航空をメインで使うことは減ると思うが,ANAとのコードシェアのため,場合によっては利用することがあるかもしれないので,このことは覚えておこうと思う。理不尽な思いを抱きつつ家を出た。
空港まで快適に移動したいので,今回もグリーン車に乗車した。睡眠時間を確保するためにも重要だ。
7:34,成田空港に到着。まず到着階2Fへと移動して,北ウィングのどんづまりにあるJAL-ABCカウンターへと向かう。
7:40,カウンター着。これまでこの時間帯でここの利用客をいっさい見かけなかったのに,割と並んでいる人がいて意外だった。そうか,早朝便で成田に到着して,自宅まで重い荷物を自分で運ぶのを嫌がってここに預け,後日自宅で受けとるという算段の人たちなんだな。極力荷物を減らしている自分はこういうことを考えたことがなかった。なお,いつもコートを預けているQLライナーはこのカウンターのすぐ左手にある。
自分の番が来たので,羽田空港にコートを送って欲しいことを伝える。最も小さい段ボールを持ってきて梱包してくれた。送り状伝票には羽田空港への到着便と到着日時を書く必要があるらしく,フライト名を訊かれた。今回ANAを利用して帰国する。ここはJALグループのカウンターだ…。「他社さんの便で申し訳ないんですけど…」と前置きしてNH858であることを伝えた。しかし,当たり前だがANA便でも何も問題はなかった。控えは帰国後受け取りに必要なので,大事に取っておく。
料金は運賃が1,600円で梱包費が260円,合計で1,860円となった。少々高いなぁとも思ったが,コートをベトナムに持って行ってもなんの役にも立たない。QLライナーにコートを預けた場合1,340円(5-7日間)なので,妥当な値段かなとも思う。JAL系列の店舗だが,支払いには普段使いのANAカードを渡した。やはり当たり前だが,文句は言われず問題なく支払いできた。
次いでベトナム航空のチェックインカウンターへ。ダナン便のチェックインカウンターは,ハノイ・ホーチミン便とは別の列で,外側にあった。7:56,チェックインカウンターに到着。やはり長蛇の列ができていた。それを尻目にWebチェックインの特権を行使して,優先カウンターへと向かう。今回も預け荷物はないため手続きはすぐに終わった。出て来た搭乗券は当然エコノミークラス。うーん。
出発時間は10:00なのに,搭乗開始時間は9:10と早すぎる刻時。ベトナム航空はいつも早めの時間を印字するのに,その時間に搭乗開始したためしがない。おそらく今回も9:30頃になるだろうな。
チェックインが済んだので,次に考えるのは両替のこと。実は家を出る前に,WebでGPAのドルのレートを確認しておいた。109.45円/$とのこと。空港に到着してから目についた各外貨両替カウンターで表示されているレートを確認していたが,どれもGPAのレートよりも高かった。チェックイン直後,すぐ近くのGPAに運良く列がなかったので,すかさず両替してしまう。
さて今回の両替の指針だが,価値のないドンを大量に余らせてもしょうがないので,使う分だけを都度ドルからドンへと両替しようと思う。ベトナムのホテルは外貨両替に対応しているため,いつでも気軽にできる。というわけで,まずはある程度の円をドル(10ドル紙幣)に替えておいた。円は千円札として残しておいて,予備として少額ずつ両替できるようにしておく。
ただ,後で気づいたが,ホテルで両替するにしても円から直接ドンに両替してもらっても良かったと思う。ただ,それは円を受け付けていることが前提なのだが。ドルは余っても汎用性が高いため問題無い。ドンという価値のない紙幣を大量に持ち帰ることはリスクでしかない。
この両替で,財布の中の小銭をあらかた使い果たした。家を出る際に計算して余計なコインを持たないようにしてきたのだ。ただ,それでも全てを使い切れなかったので,財布から取り出して,余分に貰っておいたGPAの封筒に入れて荷物の奥深くに沈めておく。これから6日間は無用の長物となるからだ。すっかり軽くなった財布をポケットに入れて,今度は朝ご飯を食べよう。
5Fに移動し,前回も利用した杵屋麦丸へ。今回はかけうどんと天ぷらとおにぎりでもと思っていたら,おにぎりが一つもないではないか! 明太子おにぎりが食べたかったのに…。ちゅーことで,ちくわ天・エビ天・なす天と天ぷらパラダイスにした。ここの支払いは勿論カードで。小銭を増やす必要はない。しょうがとねぎをたっぷり乗せて頂く。あまりに美味そうだったのか,つい食事の写真を撮るのを忘れて食べてきってしまった…。
さて,出国前にやるべきことは全て済んだ。保安検査に行こう。今回もWebチェックインの特権,優先レーンへと向かう。すいすいと進み,問題なく抜けた。でも日本出国時の保安検査は通常レーンでも特に混雑することがないから,特権というのは大げさかもしれない。
さらに出国審査。今回は自動化ゲートを利用してみようと思い,登録をしてみた。書類を書き,両手の人差し指をスキャンすれば終わり。登録はすぐに終わった。その後自動化ゲートを利用して,晴れて制限エリアへ。
最終ページに自動化ゲートの登録証が記載される。パスポートの期限とともにこの登録も消えるしくみになっているため,更新後再度登録しなければならない。
現在時刻は8:30。モタモタしていたわけではないが,色々用事を済ませると空港に到着してから制限エリアに出るまで,1時間はかかるもんなんだなぁ。だいたいいつもこうだ。ベトナム航空がWebチェックイン対応と謳っておきながら,結局カウンターで紙の搭乗券を受けとる必要があるのがいけないような気がする。航空券はチケットレスになったんだから,搭乗券をいつまでも紙運用していたら意味がない。
とりあえずいったんゲートの様子を伺う。今はほとんど周囲のベンチに人はいない。搭乗開始時間が近づくにつれ混雑してくるのが嫌なので,いつものように空いたロビーへと移動する。ハノイやホーチミンへ出発する場合はゲートのすぐ下の階に誰も利用しないロビーがあり,そこでいつも過ごしているのだが,このゲートのすぐ下の階は,別のゲートになっていた。
この28番ゲート,車庫内の機材に搭乗するときに利用されるらしい。今は利用されていない時間なのか,客ではなく従業員が休憩やトイレに利用しており,バックヤードのような雰囲気が漂う。かといって追い出されもしないので,堂々とここに居座ることにする。いつものロビーは大きな窓がないたので閉塞感があるが,ここのロビーは窓が並んでいてとても開放的。
9:30になったので26番ゲートへ。先般の読み通り,搭乗を開始していた。
ビジネスクラスを通過するときに座席をチェックしてみたがやっぱりビジネスの最終行には誰も座っていない。貴重な空間が空いたままダナンまで移動することになる。この4席分はまったく金を生み出さないわけだ。だったら少額でもアップグレードさせてくれてもいいだろうにと思うんだよなぁ。何が理由で当選して落選するのか,未だにさっぱり分からないままだ。6時間半のフライトなのでビジネスだったら楽だったんだけどな。
知っていたことだが,機材は3-3でパーソナルモニターなし。もっともエンターテイメントシステムがあっても使わないし,フライト中は完全に寝る時間としているのでどうでも良い。それよりいつもシートの柄が気になる。古くさいよなぁ。乗客はほとんどが日本人のようだった。
いつも思うんだが,通路側の人が我先にと搭乗するのはどういう理由があってのことなんだろうか。全く意味がないし,窓側を指定している私みたいな人が来たらその都度立たなきゃいけないし,こちらとしても立たせるのも嫌だし。早く搭乗したからって,そのぶん早く現地に到着するわけでもないのにな。
それではiPhoneの時刻をハノイ時間に合わせよう。
日本時間9:56,VN319便が動き出した。「NARITA」の植え込みが翼の向こうに見える。そして10:10,離陸となった。
さて6時間半のフライトだ。余計な水分を摂りたくないのでビールなどは注文しない。また尿意をごまかすためにも寝て過ごしたい。これはいつも採っている方針だ。しかし隣の初老の乗客がフライト中落ち着きがなく,何かする度に体が当たるので落ち着いて眠れなかった…。何をしているのかと見ても,特に意味のあることはしていなかった。寝てくれていたら助かったんだけどなぁ…。
離陸して25分,水平飛行に推移してすぐに機内食のメニューが配られた。「軽食」と「ご昼食」とあり,どちらも同じメニュー。上を見ればVN319とある左の「ご昼食」がこのフライトのものであることが分かる。和食と洋食,どちらとも選びがたい。洋食は既に食べたことがある内容。だったら,ベトナム航空の昼食で初めて和食を選んでみても良かっただろうが,オレンジクリームケーキに惹かれて洋食にしてしまった。ビーフがポテト添えなのも効いていた。
離陸して45分,日本時間にして10:45,もう昼食が配膳されてしまった。それでも食欲が湧くのだから不思議だ。食べたことのある内容だが,やはりうまい。ベトナム航空は金属のナイフ・フォーク・スプーンが提供されていたが,方針を転換したのかプラスティック製になっていた。
なおこちらはVN318便の朝食メニュー。ハノイ・ホーチミン線のそれとは違い,かなり美味しそうだ。機内食の美味しいベトナム空港も,朝食だけは残念だと思っていたが,線によっては違うようだ。
食後,離陸して1時間40分後に機内の照明が落とされた。サービスが面倒だから眠れ,ということなのだが,隣の初老は相変わらず忙しなく動いている。どうぞ勝手にして欲しいんだが,体が当たるのだけはやめてほしい。その度に目を覚ましてしまうのだ…。何度も繰り返すので,自分がどこまで何をすれば他の乗客に当たってしまうとかいう空間把握ができないようだ。…もしくは単に無神経なだけかもしれない。
離陸して5時間45分,ダナンのビーチが見えてきた。奥には陸繋島も見える。このダナン線は今回初めて乗ったのだ。このぶんだと予定より30分ほど早めに着陸しそうだ。
いったん南側に回ってからランディングするようだ。ダナンの郊外の観光スポットである五行山が見える。
また,アジアパークの大観覧車も見える。かつてびわこタワーに建って営業していた「イーゴス108」(直径108mでスゴーイ)を移築したもの。
現地時間13:56,ダナン国際空港に着陸。14:30に迎えの車をお願いしているが,ちょっと早くなる。SIMカードの購入などすれば時間は過ぎるだろう。着陸後,すぐに降機しようと多くの乗客はガツガツするが,私はこれがきらいだ。特に急ぐ理由はないので,列が落ち着いてから降機の体勢に入ろうと思う。
空港の間近に着陸したのだからボーディングブリッジで降機できると思っていたら甘かった。なんとこの距離でランプバスに乗せるのだという…。私,これきらいだ。人間扱いされていない気がする。ところでランプバスだと,急いで降機するとかえって損をする。遅く降機した人ほどランプバスのドアのすぐそばに陣取ることになり,待機のために無駄な時間を過ごさなくて済む。そしてランプバスが停車して最初に空港に入ることができる。さらに私は預け荷物がないので,最も早く空港を出る人となる。
入国審査を経て空港を出たのは14:15頃だったか。勤勉なドライバーならもう待っていてくれているんじゃないかと,迎えの群衆を見渡したが,自分の名前を記したカードを持つ人はいなかった。
ではSIMカードの調達だな。うろうろするもSIMカードの店が見つからない。空港を出る前,到着階に店舗が並んでおり,一人の客もいなかったのだが,電話会社の空港内支店という感じでもなく,いくらかの上乗せが発生しそうだったので遠慮していた。空港を出てもSIMカード店舗がないとなると,そこで買うべきだったかと後悔。立ち並ぶ両替ブースで,Exchange!と元気に呼び込みをするお姉さんに,遠慮がちに「SIMカードが欲しいんだけど,どこで買えるかな?」と訊いてみると,そのお姉さんは「うちにあるよ」と店内に招き入れた。ほんまかいなと思っていたら,本当に扱っていた。そうだよ,ベトナムでは道ばたのちょっとした雑貨店でもおばちゃんがSIMカードを売っているほど手頃で身近なものだったんだ。今回ベトナムで初めてSIMカードを買うことになる。
ベトナムにはmobifone,viettel,vinaphoneなどのキャリアがあるが,この店ではmobifoneのSIMカードを扱っているらしい。とりあえずデータ通信のみで契約。契約といってもタイと違ってパスポートを見せなくていいし,結構適当。そういやラオスもそうだったな。適当で済んでしまうので,雑貨店のおばちゃんでも取り扱えるんだろうなぁ。価格は7ドルというので,手持ちのドルを渡す。タイでは1,000円ほどだったので安い。
戻ってきたスマホを受け取り,店外に出てテザリングしてiPhoneでネットアクセスしようとするが,なぜかつながらない。SIMフリースマホで直接アクセスしようとしてもダメ。私のスマホにはSIMカードのスロットが2つあり,実は1番目のスロットがちょっとおかしい。タイのお店でそれを指摘されていたのだ。入らなくていいところまで入ってしまい,SIMカードが認識されないようなのだ。「あまり奥に入れるな」と伝えるのが面倒なので,2番目のスロットを使ってもらっているのだが,それでもダメとなると何もできなくなるなぁ。
再びお店に行って試してもらう。何度かやってもらってもダメだったので,結局返品ということになった。7ドルが15万ドンになって帰ってきてしまった。ちょっと目減りしている…。ちょうど韓国からの便も到着している時間のようで,韓国人が多く両替に来ていた。
そうこうしているうちに14:30を過ぎた。さすがにドライバーが来ているかもと楽観視して,探してみたがやはりいない。ホテルからのメールの返信が怪しかったので,悪い予感はしていたが当たってしまった。忘れられたのだ。もっともまだ真っ昼間なので問題は少ない。空港にいる時点でSIMカードの件をクリアしておきたいので,ドライバーが勘違いして国内線で待機しているかも,という希望的観測にも基づき国内線ターミナルへと移動してみた。
国際線ターミナルのすぐ隣と思っていたが,割と歩かされた。ドライバーを探してみるが…やはりいない。よし決めた,タクシーでホテルへ行こう。
さて,国内線ターミナルにもSIMカード店はある。飲み物を少し置くようなちょっとした売店の軒先に「SIM」という看板を見つけたのでそこで買い求めることにした。店内面積が小さく,商品も少なく,客も全く入っていないのになぜか4人もの女性店員がおり,みんなスマホいじりに忙しい。この店舗の経営状況はいったいどうなっているのだろうと,お節介ながらも不思議に思う。ベトナムにはこういうちぐはぐな店が非常に多い。
この店ではViettelのSIMカードを取り扱っていた。先ほどダメだったのはmobifoneなので,違うキャリアであることが心強い。データ通信のみと伝えると,容量を訊かれた。3.5GBからあり,その次が7GBとある。タイで使った時は3.5GBでもかなり余らせたはず。なのになぜか7GBを購入してしまった。13万ドンとのことなので,さきほどゲットしたドンで支払う。やはり安いな。3.5GBだとさらに安かったんだろうな。面倒になってもいけないので,やはり2番目のスロットを使ってもらうように伝えた。そういえば有効期間はどうなっているんだろうと気になって訊いてみると2weeksという。3.5GBはまだしも7GBだったら2週間じゃないと使い切れないかも。もっとも容量を使いきったとしても,どこでもチャージすることができる。それこそベトナムに無数にあるおばちゃん経営の雑貨店で。タイならばセブンイレブンだが,ベトナムではまだまだコンビニが成長しておらず,雑貨店が強いのだ。なんせ集落ごとに公設市場があるくらいだ。
接続がうまくいかないようで,店員どうしで色々話している。やばい。mobifoneでダメでViettelでうまくいくというのもおかしいし,やはり自分のスマホに何か問題があるんではないか…。するとSIMの挿入を180度間違えていたことに気づいたようで,笑い話のようになった。その後はスムーズに進み,問題なくスマホが帰ってきた。店員の前でGoogleに接続してみるとすんなりとアクセスできた。良かった! テザリングしてiPhoneでもネットアクセスできることも確認した。なぜmobifoneがダメでviettelでOKなのかよく分からない。ひょっとしたら先ほどの両替商も180度挿入方向を間違えていたのではないかなんて考えたりしてしまう。
カードを抜いた後のものもくれた。ただ,ベトナム語オンリーため,どんな情報が書かれているのかまったく分からない。とりあえず有効期限が2018年12月31日であろうことだけは分かる。
ネット環境を手に入れたので,今度は足だ。諦めが悪いようだが,念のため国際線ターミナルに移動し,もう一度ドライバーを探す…が,やはりいない。タクシーに乗車だ。ダナンのタクシーというと嫌な思い出がある。カンボジアのシェムリアップからの便が遅れに遅れ,深夜1時を過ぎてダナンに到着したところ,みんな口々に$10と言うのだ。眠いし疲れているし面倒なのでそのまま$10で乗車したが,ダナンの空港タクシーはメーターを使ってくれないのではとの思いがある。
しかし予想に反して普通にメーターを使ってくれた。初乗りは9,000ドン。前回は深夜だったのでメーターを回さずに特別料金を取ったということなんだろうか…。それでも一律$10というのは変だよな…。
ホテルに着く頃,はたと気づいた。そういえば十分なドンがない。そこで翻訳アプリを使ってドライバーに「両替する」のベトナム語を見せて,ホテルに急いだ。レセプションで「泊まり客なんだけど…」と切り出すと,チェックインの手続きが始まってしまって時間がかかりそうなので,飛び入りの観光客風にいきなり両替を頼んだ。とりあえず$50ぶん。50万ドン紙幣2枚が出てきてしまったので,10万ドン紙幣でお願いした。タクシーに戻って支払いを済ませる。お釣りからすると8.5万ドンだったらしい。メーターは7万ドンくらいのはずだったが,おそらく空港利用料を含んでの価格だったのだと思う。まぁ少額なので目くじらを立ててもしょうがない。8.5万ドンだとして,せいぜい4ドルくらい。それを以前は10ドルにされたんか…。そういえばホテルの迎えは7ドルと案内されていた。安く移動できたんで,結果的にはタクシーで移動して正解だったことになる。なので,面倒だしホテルのレセプションで迎えの車の件については何も言わないことにした。
もう一度レセプションに行って,...and check-in!と伝えると笑っていた。レセプションにはベトナムみやげが並んでおり,その中にヴォー・グエン・ザップの皿があった。「ヤップ」と言ってI respect him. he is stong man.と伝えると理解してもらえた。
今回ダナンの宿に決めたのはPariat Hotel。割と高くて1泊7,161円だった。これよりも安いホテルはいくつかるが,今回はハン川の夜景が見えるホテルに泊まろうと思っていて,最もリーズナブルだったのがこのホテルだった。以前は5,000円ほどである程度のクラスのホテルに泊まれたが,これは奇跡的な価格であって,ダナンでまともなシングルルームに泊まろうと思うと高くなると思う。
部屋はリバービュー。たった一泊,明日の7:30にはチェックアウトしてしまう宿ではあるが,せっかくならばと思い,この部屋を予約したのだ。
ドラゴンブリッジもよく見える。その奥には大観覧車も。まさにダナンのハイライトが一望できるわけだ。夜景も楽しみだ。
バスルームは外から丸見え。バスタブもあって快適そうだ。
既に15:30になっている。機内食を食べたのは7時間近く前なので,かなり空腹だ。フエに行く前にわざわざダナンに一泊することにしたのは,ダナンでおいしいご飯を食べようと思ったから。早速街に出ることにする。
自転車を借りようとレセプションで頼んでみると,このホテルでは貸していないという。あれ,booking.comでは「貸し自転車あり」とあったのにな…。もっとも歩けない距離ではないので,歩いてお店に向かうことにした。