銚子ゆるゆる異境巡礼 2002年9月23日(月)

 サークルの子たちを連れて銚子に行った。それほど変わった場所はないが、思いがけず小ネタが連続して楽しかった。

 7:00頃バスで土浦へ向かう。我孫子で乗り換え、成田に9:00頃到着。

成田山新勝寺

 これから成田山へ向かう。一緒に行った二人の子らは成田山という「山」があると思っていたらしい。成田山は新勝寺の山号ね。

 成田駅を出て、看板の通りに歩みを進める。その途中、こんな店を発見。

 
 やっちゃった・・・。豚が可愛い。

 10分ほど歩くと成田山の門前町があった。漬け物、せんべい、鰻などなどを扱っている。雰囲気たっぷりです。寺の前には露店が常設されていて、お守りや仏具のほか、七味唐辛子やわたあめなどが売られている。


 山門。重厚な感じがします。表側には仁王二体、裏側には多聞天と広目天(だったかな?)が据えられていた。巨大提灯がつり下げられている。

 
 門を抜けると境内への階段がある。その左右に池が。左の池には噴水。池の周りには石碑やら岩やら、剣などが鏤められていて、密教チックな雰囲気。

 
 この池、亀さんの池だったんだ・・・。小さいのから結構大きいのまでたくさん亀がいました。中には体を斜めに傾けながら泳ぐ亀もいました。

 
 狛犬。どうやら子連れらしい。


 階段を登り切ったところで山門を振り返る。いい雰囲気ですよ。


 本堂。やっぱり儲かっている寺は違います。めちゃくちゃにでかい。正月になればこの境内は参拝客でいっぱいになるのだろう。内部には不動明王がいる。可能な限り近づいてみたけど暗くてよく見えませんでした。シルエットさえも分からない・・・。


朱印を頂く。


 本堂後ろにまわると大日如来が。不動明王の本体です。金剛界ヴァージョン?

 
 本堂の背後には岩山風味のちょっとした崖が。そこには不動明王像と三十六童子像があった。かっこいいです。


 本堂の左には釈迦堂がある。ちょっと善光寺チックなつくり。

 
 灯籠に刻まれた獅子が可愛いです。目黒不動尊に続き、ここにもイヌが。不動明王とイヌってどんな関係があるんでしょう・・・。

 釈迦堂内部には当然釈迦如来が文殊菩薩と普賢菩薩の脇侍(ワキジーズ)を従えている。


朱印を頂く。堂の周囲に五百羅漢図が彫られていた。これが秀逸なので、何枚も写真をとってしまった。


 いきなり出ました、ラーフラ!腹を裂いて仏を見せつけている。やっぱ格好いいよ。ちなみにラーフラとは「障碍」「障り」という意味。彼は釈迦からそんな名前を付けられてしまったのです。思いがけないラーフラとの出会い。メンバーの指摘で気付きました。ありがとう!でも網が邪魔・・・。


 網が相当邪魔なんですけど、分かります?仲間の頭を剃っています。


 お茶の時間のようです。羅漢はお茶マニアです。


 洗濯中。一番右の羅漢は服を両手で持って拡げ、真ん中を口でくわえて畳んでいるんです。細かいなぁ。


 結構ラフな恰好で座っている羅漢発見!


 動物と戯れ中。


 これは鰻?ドジョウ?を放流(?)しています。何故?


 羅漢が施しています。

 羅漢がぎゅうぎゅう詰めで彫られていました。かなりの高羅漢密度。ある種異様でしたが、細かいところまで彫られ、羅漢の表情と行動はとても興味深いものでした。ただやっぱり網は邪魔でした。

 時間が迫ってきたので、大急ぎで他の物件を見て回る。

 
 三重の塔。登頂可能だと思っていましたが、勘違いだったようです。柵があって近づけない・・・。かなり派手なペインティングが施されています。新勝寺の境内にはこの他にもう一つ塔があって、平和の塔と称されています。


 八角の太子堂。


 一切経堂。この中の経蔵はひょっとしたら・・・。
 
 思った通り、やっぱり輪蔵でした。手で回すことのできる経蔵なんです。普通は右まわりに三回回すのですが柵があって入れず、回させてくれませんでした。輪蔵の下には何体もの支えの邪鬼ども(ジャッキーズ)が。いい表情してます。


 傅太子です。輪蔵を考案した南北朝時代の中国人。さざえ堂を考案した象先禅師と同じくらい好きだ。残念ながら顔が見えません。


 表参道で怪しいつくりの旅館発見。なんだろうあの櫓は。登りたい。


 「あん」と「あん」の間にハート。「あんあん」・・・。可愛いです。

 時間ぎりぎりで電車に乗り込む。


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