江州巡覧 2007年7月14〜16日

京阪膳所から三井寺まで移動。既に16:00を過ぎているため急ぐ。

 
琵琶疎水。この流れが、京都の南禅寺にも繋がっている。

三尾神社


三井寺付近に位置する神社。久々に神社物件の訪問。この神社は別名ウサギ神社と呼ばれる。

 
御手洗にウサギが…。ウサギだけにケージの中に入っている。このように至るところウサギだらけの神社なのだ。

 
拝殿への階段の左右には、狛犬ならぬ狛ウサギ。阿吽ではなかったのは残念。


拝殿。見た目は普通だが…。

 
提灯や石像まで…。石像のウサギの首の下に、肉のダブ付きを表現しているのは流石だ。メスのウサギはこうなるのだ。

何でも、ウサギはここの神社の神使なのだとか。

 
一番可愛かったのは、拝殿に下げられている暖簾(?)のウサギ。プリティだ。脚がいいね。

 
絵馬にも…。絵馬というより絵兎だ。


そりゃそうだ、犬連れて来たら「ウサギ狩り」になっちゃうもんな。

さて、16:15を過ぎた頃。あと一つかな。三井寺駅まで戻り、今日最後の物件に向かおう。

三井寺から大谷へ。大谷は大津市と京都市の境界付近に位置する。山の中だが、京阪電車や国道一号線が走っているため、そのロケーションとは裏腹に結構騒がしい。到着が16:30過ぎだったので、次で本当に終わりだ。

月心寺


今日最後の訪問先となる月心寺は、大谷駅から5分ほど歩いたところにある。訪れる人は少なそうだ。門の佇まいは一般の住宅のようだが。

 
しかし、内部に少し入ると寺院と言われればそうも見えるような雰囲気。井戸がある。


風流な感じ。コケ生した木と、ワザとらしく活けられた花が不思議な雰囲気を醸し出している。

どうやらここは庫裡のようだ。


再び国道一号線に戻り、少し先へ行ってみると山門が。ここが月心寺の入り口らしい。ただ、山門は固く閉ざされていた…。

後で知ったことだが、拝観には予約が必要らしい。残念。


仕方がないので、付近の写真を。境内内部から流れてくる水。どうやら立派な境内を持っているようだ。


塀の上からカメラだけを出して境内を撮ってみたところ、障子張りの立派な堂宇が。堂宇というより草庵のようだ。軒の作りをみると、茶室かも。


他に、ぼんぼりの下がった風流な堂宇(手前)があった。吹きさらしになっているので、こちらが茶室か。その先にも何か堂宇があるようだ。素晴らしい境内じゃないか。是非拝観したいものだ。

ぼちぼち17時にもなるのでここを立ち去ろう。

大谷駅ホームには大津絵がある。このモチーフは「鬼の念仏」であり、本質は鬼のような僧侶を揶揄する皮肉絵になっている。

さて、やってきた電車に乗り、今日の宿泊地まで移動。前にも利用したホテルアルファーワン大津が今日の宿だが、JR大津駅に近いので、このまま京阪で行けない。山科まで行き、そこでJRに乗り換えることにした。

予定では、ここで京都まで行き、土産を買うはずだったが、京都方面に向かう京阪電車内に、浴衣の女性がたくさんいたので、京都行きは断念。何か祭をやっているようで、混雑を縫ってまで土産を買う元気も無い。昨日の台風で延期されていた祇園祭の宵々山だろうか。


ホテルまでの途中、渡来人歴史館という博物館を見つけた。ただ、渡来人がTryjingになっているのは不思議だった。なんの進行形だ。


今回は湖がよく見える部屋があてがわれた。前回は国道一号線沿いで、車の走行音が結構気になったが、今回は眺望も良いし、騒音もない。湖方向を見ていると、怪しい城を見つけてしまった。茶色の瓦が拭かれた砦のような城だ。レストランなどを期待していたが、県立琵琶湖文化館という立派な公営の博物館だった。

そういや昨日も今日も昼ごはん抜きだった。好きなことをしていると食べなくても大丈夫なんだな。三度のメシより、ってことか? こまめに水分補給しているから空腹感がないのかもしれない。

今回滋賀を訪問して分かったのは、滋賀の人は「お釣り」を「お戻し」と言うところ。不思議だった。

さて、明日はいよいよ念願の比叡山。興奮を沈めて就寝。


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