江州巡覧 2007年7月14〜16日

西塔バス停で、ビックルを飲んで一休み。山道を歩きまわったのでお腹がすいてきた。すぐにやってきたバスに乗り、横川へ。

横川は西塔から4km北方に位置する。バスが走ってまもなく、霧が出てきた。どうやら完全に雲の中らしい。途中、山の下が望める絶景ゾーンがあった。


横川到着後、すぐに見たのは既に紅葉しているもみじ。梅雨も明けていないのに紅葉するものなのか。


もみじの美しさの本質は「無い」ことだと思う。もみじを美しいと感じるのは、手の指と指の間が「無」くなっており、そこから光が差し込んでいるからだ。無いことが逆にもみじの葉の特徴をあり方を決定している。

蛇足だが、こういうのを脱構築という。つまり「本質とは本末転倒」ということだが、他にもたくさんある。たとえば食玩がそうだ。おまけの方が本質になっている。ただ、食品として流通させるために、あくまで「おまけ」としているだけなのだ。

 
横川の中心堂宇、横川中堂。コンクリート造りの掛造りだ。朱色と紅葉がマッチしていてきれいだ。

 
元三大師堂。右は元三大師が人々を守護するために鬼となった像であり、角大師と呼ばれる。鬼を制するに鬼を以てす、ということだろうが、少し笑っているようであり、ユーモラスだ。厄除け大師として知られているが、元三大師とは、慈恵大師良源のことであり、正月三日に入寂したためにその名がある。

つまり厄除け大師、鬼としての大師はあくまで死後の元三大師が持つ属性であり、生前の良源とは別の人物としてとらえたほうが適切だろう。聖徳太子と厩戸、弘法大師と空海が違うように。

ちなみに御神籤は彼が考案したものということになっている。本来の御神籤は、引いた本人が見てもわからないもので、判断は僧侶にしてもらうことになる。

 
道元の修行の場はこの先らしいが、途中でヘタレた。

道元の他にも、鎌倉仏教の祖師たちの修行の地が、比叡山の各地に散在している。とりあえず、自分にとって一番魅力的な道元の修行場所だけは、と思って来たが、遠そうだしバスに間に合わなそうなので諦めた。


にわかに霧。というか、これはもう雲の中だ。神秘的だ。


この参道を抜けてバス停へ。荘厳やねぇ。

バス、ケーブルカーを乗りつぎ、坂本へ戻る。山道を歩いて腹が減っているが、坂本にはコンビニも無いことを今朝確認している。昼ごはんは先になりそうだ。


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