南禅院の中心はこの心字池。この池の周りを歩くことにより、様々な趣を楽しめる庭園の造りを池泉廻遊式庭園という。だから、この地点より眺めるべし、という一通りの見方が成立しない。
心字池というのは、池が心という字になっているから、という説明をよくみるが、どれもそうはみえない。庭園の中心となるので心字池、と勝手に解釈して納得している。
亀山天皇の離宮だったとか。宮廷風といえばそんな感じはするかもしれない。
場所によって様々に庭園の表情が変わる。朝の空気も手伝って、なんだか清々しい気分。
本堂の形といい、その前に広がる苔庭といい、この静けさや開放感などは、大原の勝林院を彷彿とさせた。
さて、南禅寺といえば水路閣。今回は少し角度を変えて水路閣を眺めてみる。
少し登ってみたところ。
今回初めて上まで登ってみた。当たり前だが、本当に水が流れていた。今でも疎水として活躍しているのだ。
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