おお!六角の怪しい部屋。これはなんだ?
電話ボックスだった。右にまともな公衆電話が設置されているが、正面にはレトロな電話が。当時は「自働電話」と言っていたらしい。
萩駅の正面入口から入ると、萩の歴史を伝える展示物…。あれ?駅じゃないの?
本来の駅の入口は、立派な駅舎の片隅に追いやられていました…。寂しいなぁ。
ではでは、萩最後の訪問地に向かうことにしますか。萩の東はずれの東光寺である。2kmほど気合いを入れて自転車を漕がなくてはならない。道は平坦で楽なのだが、いかんせん風が冷たいので大変だ。
途中、萩本陣という温泉宿を発見。モノレールに乗って山の上の露天風呂に入浴するらしい。しかも山の上には恐竜などの巨大模型が設置されているとか。結構珍なスポットらしいのだ。かなーり寒いので立ち寄って行きたいところだが、そんな悠長なことはしてられない…。現在10:30。急がなくては。
東光寺の総門。黄檗宗らしい段違いの門で始まる。この時間になってくるとやっと風も収まり、気温も少し上がってきたように思う。少し快適になってきたかという時間に、もう終わりなんだもんなぁ。
総門から少し進むと、問題の三門。この上にヴァイローチャナが控えているのだ。しかも十八羅漢と共になのだとか。もうめちゃくちゃだ。
楼上には登れず。施錠してあった。
境内西に立っている鐘門。不思議なつくりだ。初めてみたぞ。すごいなぁ。まるで張りぼてじゃないか。
大雄宝殿。いわゆる本堂だ。内部は、
中央に禅宗特有の須弥壇、そして左右には四天王が。黄檗宗だ。ただし中国風の布袋のような弥勒菩薩はどこにも居なかった。
売店では東光寺ガイドブックが売られていた。このお寺に関するナゾを少しでも解きたいので、見本を少し立ち読み。序文には「厚狭郡松屋村(今の下関のどこか)の東光寺をこちらに移した」と書かれていた。そうか、なるほど。松屋村にあった東光寺はひょっとすると真言宗だったのかもしれない。元々の東光寺で本尊であったヴァイローチャナが行き場を失い、仕方なく三門楼上に安置されているのかも。この事を受け付けのおばちゃんに訊いてみたが、要領を得ず収穫は無かった。
ここ東光寺にも毛利氏の墓所がある。
こちらは500基。でも大変な数であることには変わりない。こちらも火が灯されることがあるらしい。でも、さっきの大照院は臨済宗で、こちらは黄檗宗。またまた混乱してきた…。
一体どうなってるんでしょう…。
東光寺から西へ1kmほど戻れば東萩駅。11:00を回ったところ。ちょうどいい時間だ。宿に自転車を返却し、東萩駅へと戻る。うーん、なかなかあわただしい萩滞在だったなぁ。でも予定していなかったところで思わぬ収穫があったな。それにしても寒かったよ…。
駅前の自販機には、こんなコーヒーが。潰れて見にくいが、左の赤い缶は「南国ブレンド」で、「深い酸味とコク」らしい。右は「関西ブレンド」で「味わうミルク感」…。一体どういうことか。関東では見られない商品だ。
この後東萩を出て、九州に入るまでかなりの時間があるため、ローソンで昼食、キオスクで山陰中央日報を買っておいた。山口県が山陰であることを否定しようが、ここはやっぱり山陰なのだ…。
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