山陰九州四国異境巡礼 2004年2月27〜3月5日

松江に到着。島根県の県庁所在地ということで、山陰にあって立派な都市だ。まずは駅前の観光案内所でパンフレットをゲット。松江は観光に力を入れているようで、街めぐりに便利なバスが出ている。今日の宿泊地は出雲市、松江からはそれほど遠く離れていない。時間はまだ12:00を少し過ぎたところ。ということで、午後は松江をゆっくりめぐることにした。

まずは下調べしておいたそば屋に向かう。早速松江市営の市内循環観光バス「レイクライン号」に乗った。一日フリーのカード(500円)を購入。このバスは一方通行(上り下りの別なし)で、30分おきに出ている。


一色庵というそば屋。場所を調べておいたのだが見逃してしまい、地元の人に道を訊くことになった。その人は自分も今食べてきたところだという。地元の人に支持されているということは、正解なのだろう。店がまえは小さく、見逃してしまいそうな場所にある。

入店し、「三味割子」を注文。


すると、まずこういったものが登場。左奥にあるのがそばつゆ。右奥がそば湯。右のそば猪口で飲む。そば湯というと、食後に出るものと思っていたが、ここでは食前にお茶の代わりに出るようだ。


そして卵黄と、大根下ろし・きざみ海苔・かつおぶし・ねぎといった薬味、手前に置いたそば猪口が登場。手前のそば猪口には、卵白とそば湯が入っている。店主の「これは卵のスープです。少しそばつゆを入れて、薬味をのせて飲んでください」という説明を勘違いし、本当はここに入れない卵黄を、入れて混ぜて飲んでしまった。


そして三味割子。先ほど間違えて飲んでしまった卵黄は、一番右のそばの上に載せて食べるのが正解だったらしい。でもなぁ、卵黄を載せて出してくれてもいいと思うんだなぁ。だって、とろろ(左)、山菜(中)は載せて出てくるんだから。卵黄も載せて出てくると思うじゃん。

この割子そばは、そばつゆを上から少しかけて混ぜて食べる。そばつゆは少し濃いめにしてある。卵黄の間違いはあったが、それを差し引いてもとてもおいしい。そばの味が濃かったと思う。香りも良し。薬味がたくさん出てきたのも良し。

お腹がいっぱいになったところで、松江散策を開始。まずは松江城だ。

松江城


城の内堀。近くに県庁舎が建っている。外堀もあり、船で遊覧することができる。松江には他に宍道湖にも面しており、「水の都」といった感じがする。非常に穏やかな雰囲気がある。


松江城の外観。松江城は現存天守。すなわち木造の多階建築なのだ。内部の構造を見るのが、非常に楽しみだ。


一層目。いきなり二層目に上る階段が現れる。左から階段の後ろにも周りこむことができる。階段の後ろには展示物。他の階も基本的に、資料が展示されている。


何度も各階を行ったり来たりして把握した松江城の階層。


二層目。


三層目。下りと上りの階段が離れていて、一緒に撮るのが難しい。上りの階段は奥の方にかすかに写っている…。


四層目。下りと上りの階段が再びくっつく。


五層目。五層目の上りの階段には、中階層が設けられている。


六層目。最上階。


最上階からの眺め。奥に見えるのは宍道湖。

何度も各階を行ったり来たりして結構疲れたよ…。写真には一切写っていないが、たくさん人が来ていた。今日は土曜日だし、暖かいのでみんな集まるんだろうなぁ。


城の近くに建つ洋風建築は明治時代に建てられた興雲閣というもので、内部は松江の近代史料館になっているらしい。ちなみに松江城内は前近代の展示、という棲み分け。


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