癒し系異境巡礼 2002年5月11日(土)
名主の滝公園
次の癒し系スポットは北区の王子駅周辺。名主の滝公園というところ。
王子村の名主畑野家がその屋敷内に滝をなし、一般人の為の避暑地としたことから始まる。凄い。安藤広重は「絵本江戸土産」で描いています。今では北区の管轄。
王子駅西側に出るのは初めて。こんな光景が広がっていた。
いきなり前時代的な雰囲気です。石神井川です。この川沿いは公園になっている。
降りてみると、滝が。まあ、これは人造だけどね。だって水道水臭かったもん。
水車もあります。分かるかな?潰れて見にくいけど。奥にね、あるの。
昔石神井川とその周辺の用水には7つの滝があったという。弁天、不動、権現、稲荷、大工、見晴らし、そしてこれから向かう名主の滝。これらを王子七滝というそうだ。今では名主の滝しか残っていないそうな。でも凄いね、都区内に滝があったんだね。
王子駅から少し歩いたところに王子神社というのがありました。ま、どうってことない普通の神社なんだけど、その境内の片隅にこんな物件が・・・。
毛塚です。これは王子神社の境内末社関神社だそうです。全国でも珍しい「髪」の祖神だそうです。カツラや理容業界の信仰が深い。その証拠に・・・。
ヅラの神ってすごいなぁ。
名主の滝公園に向かう途中で、こんなものが。
また途中で稲荷神社があって、その末社に弁天池がありました。金魚?が静かに泳いでます。
さあ、これが名主の滝公園。入口です。結構凄い門構え。
入ってすぐのところ、門の両側にこんなセンサーが。どういうこと?
名主の滝公園で撮った写真。
これは「トンボ池」。右の写真の石にはりついているのは亀。結構沢山いた。分かる?
都区内にこんなところがあるのだよ。遠くで電車の走る音が聞こえていますが、ビル群などは一切見えません。
川が流れています。ま、底がコンクリートなのはご愛敬。でも凄いでしょ?
でました。滝です。この公園には4つの滝がありますが、その内の一つ「湧玉の滝」です。
これは「男滝」。オス。
これは「独鈷の滝」。
しかしこのロケーションは凄いよね。
途中こんなステキな小径がある。
これは「女滝」。メス。木々が邪魔してよく見えない。でもここ秋にはきっと紅葉するよね?凄いよ。
ほんと、楽しいところだよ。
これは名もないミニ滝。
左の写真の池は「ホタル池」。昔はここにもホタルがいたそうな。今ではホタルを呼び戻すためにホタルの幼虫や彼らの餌となる貝を放流しているそうです。都区内でホタルが見られるようになったら凄いよね。
しかし、ここを都区内といって誰が信じる?
鯉。
これで今日はおしまい。都区内の癒し系スポットを堪能しました。あー凄かった。
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