葛井寺
藤井寺駅は道明寺駅のとなり。すぐだ。
葛井寺にはすんなり到着できた。 境内が騒がしいと思ったら、今日は千手観音の開帳日。それを知らずに天然で18日に来てしまった。あの有名な千手観音があるから葛井寺に来たというわけではなく、一度堂宇を観てみたかったのだった。 偶然開帳日にぶち当たってしまった。きっと開帳に無頓着なのでこういうことが起こるのだろう。
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ところで楼門の仁王の迫力は半端じゃなかった。特に左の仁王はボスキャラクラスのスタンドにありそうな顔つきをしている。
顔ハメ…。近づく人はいなかった。 ふ「ぢ」いでら、だし。ヒサヤ大黒堂みたいだ。 |
阿弥陀堂。ずいぶんずんぐりとした格好の堂宇。はじめから中に人を入れる気がないような設計だ。阿弥陀三尊を中心として、おそらく二十五菩薩が揃っている。
さて、本堂で千手観音を。左は掲示してあった写真を撮ったもの。 本物は遠くにあり、なかなかよく見えない。メガネを上下させながら観ていると、受付のおばちゃんが、何か紙を持っているなら、それを筒にして望遠鏡のようにして観ると、余計なものが見えない分よく見えるよ、と言ってきた。 疑心暗鬼でやってみるとなかなかどうして効果ありだ。すごいな。 |
詳しい展示も。パーツの後ろからのショットは貴重だ。ありがたい。私はこの仏像を観るたびにスタープラチナを思い浮かべるのだが…。
さて、帰ろう。日が暮れてきた。まだ16:30頃だが、17時までに移動できる場所はもうない。京都まで戻り、新幹線を待とう。
行きには気づかなかった楼門の裏側に置かれていた地獄絵図。なかなか気味が悪いが、絵解きもやっていたようだ。
阿部野橋まで移動、JRに乗り換えて天王寺。環状線で京橋。京橋から京阪で一気に京都へ。七条で降りて、徒歩で京都駅へ。ちょっと複雑な乗り換えをしなくてはならないが、京橋から七条までは40分くらい息つける。
さて、関西に行くと混乱するのがエスカレーター。左は河内長野駅のエスカレーター。急いでいる人のために「左」を空けている。これは関東と逆だ。そして右は京都駅。急いでいる人のために「右」を空けている。これは関東と同じ。どういうことだろう。エスカレーターに乗っている人全員が関東人ということもあるまいに。京都駅だけ治外法権なのか?
さて、新幹線までちょっと時間ができたので、今までずっと行けなかった手塚治虫ワールドに行ってみた。シアターがあるほかは土産物がある程度だが、そのみやげものがなかなかあなどれない。ブラックジャックファンなので、限定品のBJ名台詞集トイレットロールと、BJとキリコが夜の街をにやりとしながら歩いているというなかなかレアなシチュエーションを描いた下敷きを買った。
あともう一つ小ねた。京都駅には0番ホームがある。 |
有給まで取った関西旅行が終わりを迎えようとしている。新幹線ホームの待合室でコンセントを見つけ、こっそり携帯電話を充電しながら新幹線の発車を待った。