更新履歴

近畿の古刹巡り 2008年3月16〜18日

建仁寺

けんにんじ

京都市東山区大和大路四条下小松町584

京阪電車「四条」下車

マピオン

pre / top / next

建仁寺

多少複雑な乗り換えを繰り返して京阪四条駅。建仁寺に向けて歩いていたところ、なんと黒豚を連れて散歩しているおばさんに遭遇した。

はじめて見た「亀の子束子」の広告。かなり時代かかってますが、印刷自体は新しい。

「美容・健康の目的に」というのが凄い。

「近頃婦人間の問題に登りつつある皮膚摩擦による美容・健康の目的をお達しなさい。」とあるように、昔から「女性は美を求めるもの」という観点から宣伝をしていたことが分かる。

しかし「お達しなさい」という命令形はどうだろうか…。今こんなフレーズではクレーム付くよなぁ。

さて、建仁寺に到着。建仁寺には以前にも来ているが、庭園に興味が無かったため方丈はスルーしていた。今回はその方丈が目的。

受付には嬉しい「写真撮影OK」の立て札が。すごく可愛いんですけど。「撮影禁止」の立て札は至るところで見るけど、撮影OKでもわざわざ立て札を立てるところは今のところここだけだ。なので、遠慮なく庫裡に安置されているあいつ(韋駄天)も撮影。

庫裡に入ってすぐにあった風神・雷神図。風神は角が一本なんだな。どちらもシカのように枝分かれしている。

手と足の指は五本ずつある。三十三間堂の像は二本だったり三本だったりする。

風神は牙がないんだな。歯並びいいなぁ。草食なのか?

今回も略図を。縮尺はいい加減。パンフレットに図面が掲載されていればこんな面倒しなくて済むんだけどな…。

やっぱり俯瞰したいでしょ。自分がどこにいるのかっていうのを確認したいんだよなぁ。

aとb。庫裡と書院、方丈の間に囲まれた坪庭。「○△□の庭」と呼ばれている。○は円形の砂紋(あるいは苔か)、□は手前の井戸、△は奥(方丈側)に盛り上がった砂を指すというが、どうもこれらはこじつけのような気がする。円形の砂紋は書かなければ○ではないし、どう見ても奥の盛り砂(銀砂灘か?)は台形で△には見えない。

おそらくこれらの形はダミーで、名は何も指し示していないと思う。寺院側では「○△□乃庭」と縦書きで札に書いているが、ほんらい「○△□」は横書きにされるべきものだ。で、昔の横書きというと、右から左へと書く。□からだんだんと角が取れて○、すなわち悟りへと近づいていくことを意味しているのだろう。マンダラという言葉はサンスクリット語で、円を意味し、また完全をも意味する。角が無く、閉じて完結している円こそが完全だということらしい。

cとd。書院と書院の間に囲まれた坪庭、というには少し大きい庭。表書院と奥書院、あるいは白書院と黒書院だろうか。おそらく、cの画像の視線の先にある三つの石が三尊かと思う。微妙にひょうたん型の手水鉢がいい。花が浮いていた。

書院内部の達磨図。繊細に描かれた達磨と、大胆に一筆で描いたような服が対照的で面白い。また、ここに○△□が描かれていた。これは縦書きでなく、あくまで横書きになるべきものなのだ。だからこの書を「○△□の書」と言ってしまってはいけない。「□△○の書」と言うべきものなのだ。そうでないと本質を見失う。

eとh。eは書院からの開山堂を眺めたところ。ここにも石が配置されている。hの奥には、背の低い茶室とおぼしき建物が、見える。

f。奥書院。

i。唐子遊戯図が一面に描かれた間。四方夢中に遊ぶ子供だらけ。融通無碍に世界と遊ぶ禅の境地を、空間として表現している。

見ているこっちまで嬉しくなる絵。幸せになれる絵だ。

とにかく笑顔で遊ぶ子供だらけ。この間の中に入れないのが残念だ。

j。書院と方丈を結ぶ回廊途中にある付け書院から眺めた方丈。右側に見える砂庭は方丈裏の庭園だ。

k.。方丈へと移る前にもう一度○△□の庭を。今度は庫裡も撮ってやる。

lとm。方丈裏庭。方丈と開山堂との間に砂紋が付けられた砂庭が広がっている。

nとo。奥に見える大きな屋根が書院で、その手前が唐子遊戯図の間。

方丈内の襖絵。老人とそれに付く少年。

pとq。方丈東庭。島のようにきれいに円になっている砂紋が綺麗だ。完全を表す図形。二次元的に描かれているが、ひょっとすると制限がなければ、これは三次元方向、つまり高さへの方向も含んでいるかもしれない。回ってはいるが、同じ場所には帰結しない。らせんのようにだんだんと上に登っていく様子を表しているのかもしれない。

vとr。方丈南庭。メインの砂庭だ。先に見えるのは唐門。あの先に法堂がある。

t。唐門と法堂が一直線に見える。

sとu。方丈の縁側にはたくさんの人がひなたぼっこしていた。

wとx。勅使門(?)手前の付書院から眺めた南庭。火頭窓。雰囲気は抜群だ。

y。一周して庫裡に戻ってきた。左画像は庫裡の中にあった坪庭。地味に味があるいい坪庭だ。右の襖絵はどこで撮ったか分からないが、変に余裕のあるウサギの表情がいい。やけに余裕だ。というよりやる気自体無いのだろう。ウサギにやる気などない。

かなり面白い方丈だったなぁ。写真ばしばし撮れたし。

さて、次は六道珍皇寺。建仁寺からは割とすぐだ。

pre / top / next


SEO [PR] カード比較  冷え対策 温泉宿 動画無料レンタルサーバー SEO