金剛三昧院
金剛三昧院。おそろしいまでに格好いい名前だ。
山門も立派なものだった。 ただ、屋根と額が大きいのでちょっとバランスは悪いかな。 |
本堂。陽が差さないのか、まだ雪が残っていた。左右非対称の堂宇は格好いい。実は右から回廊が出ていて、庫裡と連絡している。
本尊は愛染明王。後背に小さな炎の付いた像が二体、脇侍となっているようだが、暗すぎて何なのか同定できず。四天王のうちの二天だろうか。
庫裡と回廊。回廊の手前はちょっとした枯山水庭園になっていた。庫裡の玄関も屋根がごつくて格好いい。宿坊になっている。
少し離れたところにある三重塔。 地味だがこれも立派。 金剛三昧院はどれも質実剛健な感じのする堂宇で構成されていた。気持ちのいい伽藍だ。 後で知ったところによれば、金剛三昧院ははじめ禅宗寺院として創建されたらしい。しかも17世紀くらいからようやく金剛峯寺の附院のような寺院となったとか。それでか何か質実剛健な雰囲気を感じたのかもしれない。 |
さて、次はいよいよ金剛峯寺の中心、金堂を含むエリアに行こうか。 バスはまだ来ないので歩いてしまう。 左は金堂エリアに行く途中で見かけた土産屋。なぜかカボチャの窓。 高野山は高野山町という地方自治体になっている。元はといえば、金剛峯寺の門前町だ。だから、いわゆる宗教都市といってよい。 |