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近畿の古刹巡り 2008年3月16〜18日

東南院

とうなんいん

奈良県吉野郡吉野町大字吉野山2416

吉野ロープウェイ「吉野山」駅から徒歩8分

マピオン

吉水神社

よしみずじんじゃ

奈良県吉野郡吉野町吉野山

吉野ロープウェイ「吉野山」駅から徒歩10分

マピオン

 

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東南院

金峯山寺を後にし、吉野の奥のほうへと歩みをすすめていく。

旅館が多いが、桜の季節はまだ先なので、ヒマそうにしている。ただ、多くの客を迎え入れる準備は進んでいるようだった。

途中で見かけた多宝塔。特別に内部を公開しているとのことで、予定外だが、立ち寄ることにした。内部は大日如来が祀られていた。

吉水神社

こちらは現在神社だが、その昔は吉水院という寺院だった。画像に見えるのは、書院である。

吉水院には、義経と静御前、弁慶が身を隠したという伝説がある。また後醍醐天皇の行宮でもあった。さらに豊臣秀吉の吉野の花見の際に本陣となった場でもある。

内部には至るところに襖絵などがあり、絢爛豪華になっている。

御簾があるのが特徴的。先にあるのは、孔子、釈迦如来…そしてもう一人は誰か分からないが、三賢人の図だろう。

ここがこの書院一番高貴な部屋。違い棚、床の間、付け書院など、現代の住宅の源流である要素を備えている。右写真は後醍醐天皇の玉座。

襖絵だけでなく、障壁画も凄い。右は床の間。

書院からはあのでかい蔵王堂が見える。右に見えているのは仁王門だ。ちょっとした庭園もあり、風情たっぷり。

ここにもやはり役行者がセットで祀られていた。面白いのは、厨子の中に入っているのは行者だけということ。ということは、おそらく前鬼と後鬼は後付でセットされたものなのかもしれない。

やけに前鬼、後鬼の目が光るのでなんだろうと思ったら赤かった。かなり迫力のある像だった。右の髪型が凄い。

鷹の図。それぞれ同じ鷹が描かれてはいるが、それぞれが違う表情を持っている。

漫画のような表現方法だ。

一通り回った後は、吉水神社の神社たる拝殿を。手前には何か二体の神像が見えるが、何かよくわからない。随身かもしれない。

さて、日が傾いてきたのでぼやぼやしていられない。如意輪寺にはどうせ間に合わない。残るは竹林院だ。それを見終わって、ロープウェイまで戻ったらだいたい17時になってしまうだろう。急がないと。

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