京都異境巡礼 2003年7月27日〜8月2日

2003年7月30日

目を覚まし、窓を開けると小雨。予報では午前中にやむということなので、9:00過ぎまで寝ることにした。

少し遅めに旅館を出ると雨が弱まっていた。それでも降っていたが、何時までも宿にいるわけにもいかないので、傘無しで出かけることにする。

今日最初の訪問先は永観堂。宿から西、南禅寺方向へ歩く。

南禅寺の中門あたりまで来たところで雨が強くなりだしたので、門の下で少し雨宿りをした。永観堂方向にある東山高校の生徒が傘もささずに歩いていた。

南禅寺の塔頭かと思われるお寺を覗くと、なにやら怪しい物体が…。

こ、これは!手と足が可愛い!可愛すぎる!この像が載っている石柱には「わらべ地蔵」と書いてあった。多分法皇寺というお寺だと思う。正しくは牧護庵でした。すみません。2003.8.20.訂正

 
境内は拝観できないが、内部にも超甘えた地蔵たちがわんさか!凄いお寺ではないか…。いつか公開してくれたらいいなぁ。

禅林寺(永観堂)

新たな発見を終え、ようやく永観堂に到着。この頃にはいい加減雨も上がっていた。

ここはかなり有名な観光寺だが、天気が悪いのか、朝早いのか、シーズンオフなのか分からないが拝観客はほとんどいなかった。

受付を済ませ、内部へ侵入。少し入ったところで右手に千仏洞なる土蔵造りのお堂があった。かなり新しいお堂で、内部には独特のタッチで柔らかくデフォルメされた地蔵菩薩が沢山描かれていた。


この回廊!これが見たいがためにこのお寺に来たのです。名前は臥龍廊。残念ながら立ち入り禁止になっていて、通行することはできませんが、格好いいです。この先には開山堂があるようです。おばさんが階段を一段一段丁寧に掃き掃除をしていました。失礼ですが、ちょっと撮影に邪魔ですな…。おばさんが写らない角度で。


おばさんが掃き掃除を終えたので、やっとこの角度から撮れました。人が居なければここを登ろうかとも思っていたのですが、このお寺、各所にカメラが設置されてあって、思うように動けませんでした。


臥龍廊の前の中庭には池があって、鯉がいましたが、ほとんど全員眠ってました。鯉はこうしてみんなで寄り添って同じ方向を向きながら寝るのです。もう10:00近いのに。鯉って夜型?

さて、臥龍廊とは反対の右方向へ行くと御影堂があり、その先には有名な見返り阿弥陀を安置する阿弥陀堂がある。

見返り阿弥陀を撮影しようと思っていたが、この仏像、かなり小さくてびっくりした。写真では大きく見えるんだなぁ。しかも網で囲まれ、おまけに暗いのでよく分からない。堂内には監視カメラが一台あり、その死角から撮影したものの結局よく分からない写真になってしまった。

ま、臥龍廊で満足だったのでおとなしく退散。入り口近くの売店では大きく写した見返り阿弥陀の写真が沢山売られていた。写真が買えるなら別に撮影できなくてもいいや。結局は買いませんでしたが。


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