ほけほけ京都巡覧 2005年3月19〜21日

平等院を足早に出て、向かうは興聖寺。既に16:30を回っているので急がなくては。興聖寺は宇治川の向こうにある。先ほどの宇治橋を渡って行ったのではだいぶ遠回りになるので、宇治川の中州(橘島)を通って向こう岸に行ってみる。


多少アールのある太鼓橋。中州はちょっとした散歩ロード。桜も生えていて、これからはいい花見ポイントになりそう。


中州には十三重の石塔がある。宇治川の流れはかなり急だった。

中学の修学旅行の時は雨が降っていた。傘をさして宇治川を眺めていた。そのあと狭いところでまずい弁当を食わされたっけ…。

興聖寺


この切り通しを通って境内に至る。日差しが暖かかったので、涼しく感じられた。夏はより気持ちいいと思う。

興聖寺は道元が開いた寺。京都市の禅刹はほとんど臨済宗であり、この辺りとしては珍しい曹洞宗。

 
総門は竜宮門。楼上には十六羅漢が安置されているらしい。上に至る入り口を見つけたが入れず。


頭でっかちな小さな六角堂発見。経蔵か。手前は梅。奇麗ですな。


三面大黒天。凄い福耳。肩に乗ってる。この程度の福耳になるとこれが原因で肩こりになったりするんだろうか。なんとなくアシュラマンを思い出した…。


かなり小さな寺であるが、禅刹の特徴はしっかり備えている。諸堂がほぼ完全に回廊によって繋がっている。


真ん中の回廊の奥は廟だろうか。右の堂は法堂、左は開山堂。


ちいさな寺であるけれども、というかそれだからこそなのだろうか、今どきめずらしいばりばりの修行寺。座にはそれぞれ典座、維那などのポジションが明記されている。今は托鉢に出かけているのだろうか。


見よ、この使い古され具合を!わたを取った焼き魚っぽい。


東司に祀られていたウッチュシュマ。仏像を期待していたが、なんとここでは簡略化され、限りなく装飾性の無い位牌だけになっていた。何故か二枚重ねになっている(奥に二枚目が立っている)。


東司の隣の経蔵。左右には庇のようなものが付随していて珍しい。中を覗くことすらできなかったのが残念。

さて、そろそろ17:00。お腹も空いてきた。相方は抹茶パフェを所望していたが、夕ご飯を美味しく頂くために今日のところはパスしてもらうことにした。それは間食として処理できる時間にしよう…。


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