筑波山奇岩探勝　2002年5月25日（土）

　総勢7名で行くこととなったが、そのうち5人は午前三時半に大学に集合し、歩いて筑波山まで到達するとのこと。僕は当初バスで行くことになっていたが、久しぶりに歩くのもいいと思って、全行程徒歩の方に変更した。

　「久しぶりに歩くのもいい」というのは、出身高校で毎年85kmを26時間で歩き続けるというイベントをやったからだ。大学から筑波山までは30kmもない。今の自分の体力を確かめる意味でも、今回、歩いた。

　三時半、すでに空はしらみ始めていた。途中一時間ごとにコンビニに寄りながら歩く。道中ずっとしゃべりっぱなし。元々線路だったサイクリングロードは筑波山に向けてまっすぐのびている。なんだか大学生版スタンドバイミーみたいだ。

　そうしているうちに筑波駅に到着。「駅」とは名ばかりで今では小さなバスターミナルになっている。昔ホームとして使われていたところはベンチや立派なトイレが設置され、サイクリングロードの終点として憩いの場となっている。

　先客として2人の女の子が居た。同じ筑波大学生のようだ。後で聞いたところ自転車でここまで来たそうだ。見た目そんなことをしなさそうな感じの子たちなので意外。歩いてきたことを伝えると驚いていた。

五月晴れ。雲一つないよ。ベンチに寝ころんで撮りました。

　朝早いので眠い。でも目をつぶっても眠れず。気温は結構上がってきた。といっても嫌な暑さではない。この時期特有の爽やかな暑さだ。そよぐ風が気持ちいい。これだから初夏は好き。

　ここまで来れば登頂口まではあと少し。20分程休憩してまた出発。

　これからが大変。段々登り坂がきつくなる。

　筑波山神社に到着。つくばに住んでもう6年目を迎えるけど、ここに来るのは初めて。

　

　

　

　さあ、いよいよ登山です。

　三度ほどの休憩を入れ、やっと奇岩のある場所までやってきました。

　

これは高天原。これも名前の意味はよくわからん。

　
これは母の胎内くぐり。石と石の間の隙間をくぐって抜けます。こういう体験型の物件が好き。

これは出船入船。うーん。よくわからん。

ここでもくぐれます。またメンバーが奥からこちらを覗いてます。

これは大仏岩。なんとなく分かるでしょ？大仏の頭。

　その後レストハウスに入って昼食をとる。このレストハウスは回転していて、17分くらいで一周するそうです。ブランコで車酔いするほど三半規管がどうかしちゃっている僕は蕎麦を食べ終わるとすぐに外にでました。たまらん。

この後ケーブルカーで下山。

　さっそく温泉。温泉に入るのは久しぶりです。体を奇麗奇麗にして温泉につかる。内湯もガラス張りになっていて下がよく展望できます。はっきりいって凄く気持ちがいい。内湯ですっかりできあがってしまった僕は露天に入ってもすぐに出てしまいました。はぁ、気持ちよかった。

　つくばに住んで6年目。やっと筑波山を登ることができました。橋、奇岩も見られたしね。温泉にも入れたしね。好かった佳かった。ふー。