大玄関から眺めた庭園。全面池という庭園だが、大玄関の前は白砂が敷き詰められている。左に少し見えているのは表書院。
表書院から庭園を望む。真ん中に見える手前の石の多い島は亀島。ここもご多分に漏れず鶴亀をモチーフにしている。ちなみに亀島の先の、松が何本か植えられているのが鶴島。松が鶴の飛翔をイメージしているとか。それはどうか分からないが、松の細い幹が鶴の脚には見える。
なお、この池には三つの島があり、上記の鶴亀のほかにもう一つある。
表書院のさらに奥の、純浄観から。向こう岸の左側に立つのが阿弥陀石。要するに三尊石。これがこの庭園の中心。橋の向こう側には滝が流れている。
本堂の屋根の下には、菊花と桐の紋。桐は天皇家の副紋ではあるが、豊臣家の家紋でもある。純浄観からは本堂に接続している。
純浄観から奥書院を眺める。純浄観の背後には小振りで落ち着きのある庭園がしつらえてあった。
今度は奥書院から純浄観を眺める。なんと表の庭園とこの小振り庭園は、純浄観の下を水がくぐってつながっていた。アクロバティックだ。
唐門。ここにも家紋が二つ。二つの王権を並列しているということか。
醍醐寺境内へと入る。日陰があって涼しい…。
古い真言宗スタイルの金堂。すなわち本堂だ。内部には薬師如来と脇侍の日光・月光菩薩と、四天王。残念ながら十二神将は居なかった。
五重塔。創建当初のものだという。
宝形造りの大講堂。内部には阿弥陀如来が中心に安置されていた。
その脇を固めるのは、左から大黒天、釈迦如来?、深沙大将?、地蔵菩薩。如来とおぼしきものが、この大講堂内には二体ある。如来が同時に二体安置されることなどあるのだろうか。また、これらの取り合わせがめちゃくちゃだ。他の寺と同様、寄せ集めなのだろうか。不自然だ。
醍醐寺といえば必ずこの写真が使われる。林泉に浮かぶ弁天堂。
この後、法界寺を予定していたが、法界寺行きのバスが少ないのと、暑さと疲労でパスすることにした。六地蔵駅までバスに乗り、稲荷駅で下車して宝塔寺へと向かった。
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