5:50に起床、最近は早めに眠れているお陰で結構睡眠は取れたが、やはり眠い。
地道に乗り換えを繰り返し、両毛線。
最初の目的地足利の一つ前の駅、富田駅周辺でこんなモノを見つけた。
足利駅に到着、駅前で見つけた。
今回、足利で見る物件はそれぞれ離れたところにあるので、徒歩で全てを廻るのはムリだし、疲れる。そこでレンタサイクルを借りて廻ることにした。
徳蔵寺は思いの外駅から距離があり、しかも道に迷ってしまい予約の時間から30分近く遅刻してしまった。あと30分ほどで法要がはじまるらしい。住職にお詫びして早速大急ぎで羅漢堂の拝観をお願いした。
住職はリモコンで羅漢堂のシャッターを開けた。ハイテクだなぁ。
そして見えたのは・・・
五百羅漢の見所はその個性。
フラッシュを焚かなければ撮影しても構わないとの事なのでばしばし撮りました。なんせデジカメですからある程度の暗さであれば克服できます。フラッシュだと羅漢の塗装が劣化してしまうそうです。
住職の説明に拠ると、この五百羅漢は日本三大五百羅漢の一つだそうですが・・・。他の二つはというと、鎌倉の建長寺、大分の耶馬渓羅漢寺だそうです。「三大五百羅漢」なんて初めて聞いたけど・・・。Googleで調べてみると、「三大五百羅漢」を謳っているのは全国でここだけ!!勝手に「三大五百羅漢」なるものを作り上げてしまったのだ!!「三大」の他の二つも何か微妙です。目黒の五百羅漢寺が入っていないのはおかしい。だいたい徳蔵寺の羅漢像のどこが「大」なのだろうか。五百羅漢寺の羅漢と比べたらミニミニですよ。ここの住職は五百羅漢寺を知らないとみた。
その上住職はここの羅漢像の「三不思議」をしゃべり出した。「三」が好きなんだね。
その一、「五百」というのに、実際は513体あるという点。・・・別に不思議でもないけどね。さっき説明したように羅漢自体はきっかり500体、他の13体は羅漢ではないのだから。513体全て羅漢であれば、不思議かもしれないけど・・・でもそれは不思議というより数え間違いだね。
その二、腹を裂いている羅漢がある。・・・これって普通じゃない?特に「不思議」の一つに掲げるものでもないけどねぇ。五百羅漢寺に行けばもっと迫力のあるラーフラが見られるよ。住職、一度目黒に行って下さい。
その三、語らっている羅漢二人。???なんでこれが「不思議」なわけ?
と、このように何でもないようなことを集めて無理矢理「三不思議」をでっち上げているのです。
この五百羅漢堂、境内の説明看板に拠れば1813年だそうだ。それ程古くもないなぁ。住職に拠ると長く非公開になっていたそうだけど、自分の代になって公開したそうです。悪態ばかり連ねてきたけど、公開してくれたのは感謝。でもリモコンシャッターはやめて下さい。
以上で羅漢堂の拝観はおしまい。つっこみどころ満載だけど、羅漢堂自体は結構よかった。一目見て終わりの雛壇型羅漢堂よりは小粋。ピラミッド型なんて初めてみました。住職に朱印をお願いして、境内の他の物件をみることにした。
本堂はコンクリート造り平屋立て・・・。
毎年9月の第一日曜日には卓球大会が開かれ、別名「ピンポン寺」と呼ばれる・・・。なんだかなぁ。
朱印はこちら。
自転車を出し、この寺を後にした。
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