相模禅寺巡礼 2003年8月23日

建長寺から少し歩けば次ぎのお寺に行き着く。

円応寺

小さなお寺で気を付けていないと見落としてしまいそうだ。

こちらのお寺の本尊は閻魔大王。寺名は本尊からきているみたいだ。彼を含め、大きめの十王が揃っている。真四角の本堂の壁面にそれら十王像が安置されている。つまり本堂がそのまま十王堂になっている。なお、最も秀逸とされている初江王は鎌倉国宝館に寄託されていてここ円応寺で見ることはできない。自分は初江王を写真でしか見たことがないが、それでも怖いくらいの迫力を感じることができた。一番いいやつ取られちゃった…。


まずは正面に安置されている閻魔大王。お寺のパンフレットには「どことなく笑っているように見えるため笑い閻魔とも呼ばれている」と書いてあるが、ちょっと苦しい…。ただ口を大きく開けているだけだと思う。軽いライトアップが施されていた。この閻魔大王も首がない。

 
宋帝王と五官王。

 
秦広王と変成王。秦広王は少し迫力あるかな。

 
左は…名前を忘れてしまった…。泰山王かな?両手を上げていて面白い。それでいて迫力ある形相。右は平等王。

 
どちらも名前を忘れた…。都市王と五道転輪王か?

円応寺は建長寺の塔頭となっているが(当然臨済宗)、創建は建長寺よりも古く、そもそもは真言宗なのだという。

パンフレットには「懺悔文を閻魔大王の前にて三度唱えると今まで犯した罪は全て許されます」とあったけど、これって本当にそういうことなの?多分にキリスト教的な思想と混同しているような気がするのだけど…。仏教の懺悔とキリスト教の懺悔は別のものでは?

他のサイトにてここ円応寺の朱印を見たが、中心に「十王」と書かれていて格好良かった。貰えばよかったなぁ。


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