信州異境巡礼 2003年7月19〜22日

7月20日

合宿二日目の朝。同部屋の三人のコソコソする音で目を覚ます。部屋の隅に布団を敷いて、彼らの布団スペースを作っておいたのだが、布団が敷かれていない。彼らは今までずっとこの部屋以外のどこかで寝た(もしくはずっと起きていた?)らしい。面倒臭いので、特に何も言わずに朝食に出かける。


これは今朝の野尻湖。山からは蒸気が上がっている。昨夜は雨が降っていた。曇り空に見えるが、所々に日が射し込んでいる。湿度が高いのだろう。

朝食はハム、きのこのお浸し、温泉卵、のり、みそ汁という可もなく不可もないラインナップ。温泉卵の白身は完全に固まっていたので、正確には潰れた形の半熟ゆで卵と言ったほうがいいかもしれない。

9:00からすぐに発表が始まる。発表と発表の間にはわずか五分弱の休憩しか入らない。ハードな進行だ。しかし充実した内容だった。

午前のプログラムが終わると昼食。カレーだった。自分の皿にはローリエの葉が入っていたので、レトルトではないことが分かる。

午後は14:00から始まるという。かなり中途半端な時間ができてしまった。今日はよく晴れている。湖畔に出てみた。意外にも観光客が来ていることに驚いた。昨日のあの寂しさは何だったんだろう。朝から釣りのボートや、スワンボート、手こぎボートなどが出ていて野尻湖は結構盛況しているのが分かった。しばし日差しを浴びたところで、飽きてしまったので仕方なく部屋に戻る。

部屋に戻ったところ、龍谷大学の連中がなにやら相談ごとをしていた。同部屋の三人のうち二人はここで帰るとの事。どうせなら全員帰って欲しいのだが…。でも人数が減るのは嬉しい。もう一人がレンタカーで長野駅まで送るのだという。

午後のプログラムへ。午後も充実していた。途中旅館からドリンクのサービス。自分はホットコーヒー。

午後は強烈に晴れてきた。セミも鳴いている。16:00前後には激しい雨が何度も降った。夕立だろうか。もしかしたら梅雨が明けたのかもしれないと思った。

午後もハードだったが、この大会一番の発表があってとても充実した時間を過ごせたと思う。

夕食はやまかけマグロ、コロッケ、そば、カニ、枝豆、サラダ、みそ汁、メロン。高原に来ている感じが全くしないラインナップだ。酷いぞ。

夕食後部屋に戻ると、最後の一人が、これから具合の悪くなった先輩と急に帰ることとなったという。…なんと、この部屋一人占めである!どんな偉い先生でも相部屋なのに、一人占めなんて…。先生には黙っておこう。

20:30から一つ発表があるのだが、あまり興味はないしその後そのまま飲みに突入するのだろうから、疲れているし、すでに眠いので部屋に居させてもらうことにした。

夜はかなり強い雨が降った。実は明日、自分と関係する発表が無いし、大したものでもなさそうなので、午後からこっそりと抜け出し、気になっていた「日本一」えんま像があるという典厩寺へ行くつもりであった。この雨は止むのだろうか。


次へ 信州異境巡礼のトップへ トップへ
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送