滋賀北陸異境巡礼 2003年11月5〜11日

今回、JRが出している「周遊きっぷ」の「近江路ゾーン」を使うことにした。フリーゾーンは滋賀県のJR線全線、西は京都駅・宇治駅、小浜駅まで、北は敦賀駅まで。琵琶湖を一周、京都まで行けて、その上若狭は小浜まで行ける。さらに近江今津〜小浜間のJRバスにも乗れるためにかなり使い勝手がよくなっている。今回の異境巡礼にはもってこいのゾーンだと思う。詳しくはこちらへ。行きは夜行快速のムーンライトながらで、帰りは夜行急行の能登。

11月5日 水(一日目)

この日の夜行で出発するのだが、昼間はかなり忙しかった。論文を先生に提出し、その後必要なものを買い、胃が悪いために通院もしなくてはならなかった。

行きの夜行ムーンライトながらはその筋の人達にはかなり有名な電車だが、その特徴を説明すると、東海道線の東京〜大垣間を走る夜行で、東西を移動する手段としては一番安いために、大人気の電車となっている。しかし走行中車内の電気が減灯されることはなく、またシートも快適ではないため、眠るのが困難である。

ただでさえ寝付きの悪い自分は、ほとんどといっていいほどこの電車では眠ったことがない。眠れなければ初日の行動がしんどくなり、予定に支障をきたすどころか体調も崩してしまうことになる。

眠るための努力として、今回は100円ショップで空気枕とアイマスクを購入し、できるだけ眠れる環境を整えた。

実は昨晩は一睡もできなかった。睡眠圧が高いため、夜行でも眠れるのではないか?との淡い期待をしていたが…。

近所のバス停でバスを待っていると雨が降り出した。実は今回の旅行は全日天気が悪いとの予報が出ている。レンタサイクルを使う日もあるのに…。

常磐線で東京に向かうのだが、この日線路上にトラブルがあって10〜20分の遅れが出ていた。しかしそれほど支障なく、無事に夜行出発の時刻に間に合った。

夜行に乗った後、早速空気枕、アイマスクを準備し、眠る体勢を作ったが…。これが全く眠れない…。眠れないまま時刻は3:00を迎えた。指定席車だったが、電車が進む内に空席ができていった。二席空いたところに移動して(本当はやっちゃいけない)横になったところ、ようやく眠ることができた。

そのまま6:00の名古屋到着を迎えることになった。雨は依然として降っている。


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