11月7日 金(三日目)

今日の前半は京都で開催中の「非公開文化財特別拝観」を実施している諸寺を訪問することにした。

得浄明院

京都市営地下鉄東山駅から徒歩5分 地図

まず向かうのは得浄明院。あまりメジャーではないお寺だが、自分にとっては大変重要なお寺である。戒壇巡りがあるのだ。できるだけ混雑しない日時と自分のスケジュールを考慮した結果、平日の拝観開始直後がいいと判断。特別拝観の開始は9:00。その時刻にあわせて宿を出る時間や乗り換えなどを計算しておいた。


得浄明院にはちょうど9:00に到着。門の下には受付が設けられていた。この特別拝観で一ヶ寺に支払う拝観料は800円。高い。文化財の保護のための資金となるらしいが、儲け過ぎじゃないか?案内員を減らせばいいのでは?


本堂は善光寺風味ではなかった。他に客はいない。しめしめと本堂へ。本堂の内部には8人くらいのスーツ姿の女性案内員が立っていた。他に客はいない。全ての案内員の視線が自分に集まるのでなんだか嫌だ。

こちらの得浄明院はいわば長野善光寺の京都出張所。長野に行くのは大変だということで、別院として建てられた尼寺。尼寺だから案内員が全て女性なのだろうか?と思って質問したのだが、別にそういうわけではない、とのこと。でも偶然にしては女性が多すぎる、っていうか全員女性だぞ。胸には「京都女子大」とのプレートが下がっていた。バイト料はどれほど貰っているのだろうか。ボランティアにすれば拝観料が下がるのに…。そもそも別に案内員いらないんだけどな…。

内部ではまず善光寺絵巻の解説を受けた。善光寺の縁起が、右から左へ並べられた四枚の紙に描かれている。まぁ、いわゆる漫画だ。コマの進み方がおもしろかった。まず下から上、上から下、下から上、下から上。矢印で示すと、

↑↑↓↑
    ←読む方向

となるが、この説明だと分かりにくいかな…。要するに三枚目まではうねった蛇のように一筆で進むのだが、三枚目から四枚目へ移動するときは途切れて、いったん下へ目を落とさねばならない。これはこの善光寺絵巻に限らず、絵巻物はこういった順番で読むのだそうだ。

その後は當麻曼陀羅の解説を受けた。戒壇巡りしたいんだけどな…。解説が終わるとやっと戒壇巡りが許される。自分のペースで観られないのが嫌だなぁ。

戒壇巡りの入り口は本尊向かって右にあった。小さく短い階段を下りて進む。

 
なんとわらじを履いて進むのだ。しかも床は煉瓦。


これが極楽の鍵。

出口は入り口と一緒だった。かなりコンパクトで単純なつくりの戒壇巡りだった。


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