地蔵院
さて、松尾大社を出たのは16時になろうかという時間。なんとか最後の訪問先である地蔵院まで行かねば。松尾大社から地蔵院まで歩くとなれば15分。かなり疲れていて歩きたくないが、バスの本数も限られているため、やっぱり歩くしかない。
「アイスクリーム&たこ焼の店 キャンディ」。つまり、結局キャンディは扱っていないということか。 |
懐かしい、かぐや姫竹御殿。 |
地蔵院。参道を竹林が囲む。夏場は見た目にも涼しそうだが、今は寒いだけだ…。うー。どうやら自分が最後の拝観客だったらしい。暗くてピンぼけしてます。
地蔵堂か。竹林の囲む参道の先にぽつねんとある。かつては大伽藍を備えていたそうだが、今は広大な寺域に山門とこの地蔵堂、そして先の方丈のみが残っており、閑散とした雰囲気。今の季節、そしてこの時間ではかなり寂しさを感じる。
方丈への道。どこかの大寺院の塔頭のような雰囲気だが、これでもれっきとした一寺。 もうちょっとコンパクトになればそれほど寂寥感はないかも。 |
方丈庭園はマンリョウの咲く苔庭。
方丈内を観察。おそらく龍を描いたふすま絵だと思うが、爪しか出ていない。 あの渦巻きはいったい何だろう? |
円相。その下に何を書いているかちっとも分からず。地蔵院は臨済宗の寺院だ。 |
庭園のところどころに石が置かれているが、これらが十六羅漢を示しているらしい。方丈正面には侘助椿。その根元には赤いセンリョウ。
庭を見ていたら寺務員がやってきて「正門は閉めますので、この勝手口からお帰りください」と。自分で最後か。
もう暗いため、なかなかピントが合わない…。緑が深い。もうちょっと暖かくて早い時間なら風情も良かったかもね…。
さて、もう帰ろう。誰もいない。寒いよ…。
京都ネコに遭遇! だけど追いつめてしまったようで、左手の石垣をぴょんと飛び越えて垣の向こうへ逃げてしまった。お前もひとりか。 さて、もう16時半を過ぎている。もうどこにも行けないし、疲れたし、寒い…。宿へ帰ろう。苔寺バスターミナルからバスに乗るなら歩く必要もないが、バスを待っているうちにだんだんと鈴虫寺帰りのカップルたちでいっぱいになってしまった。あまり心地よくないので阪急上桂駅まで歩いた。 明日は最終日。 |