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師走の洛北・洛西 2007年12月29〜31日

常照寺

じょうしょうじ

京都市北区鷹峯北鷹峯町

京都市営バス「鷹峯源光庵前」バス停下車徒歩3分

マピオン

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常照寺

さて、残りは常照寺と光悦寺だけ。大徳寺の更に先にあり、またバスの本数が非常に少ないため、時間が気になる。現在15時。拝観時間には間に合うと思うが、行ってしまったらその二寺で終わりだと思う。

岡崎神社前からいったん二条城前まで行き、バスを乗り換える。

大晦日だからか、寒いからか、拝観客は自分だけ。元々そんなに拝観客がどっと押し寄せる寺ではないため、おそらく今日は自分くらいしか居なかったんじゃないだろうか。ただ、春になれば山門までの参道は吉野桜が咲き誇るらしい。

「帯塚」だそうだ。女性の着物の帯に対する供養の類のものらしい。ちょっとした庭園のような様相を呈している。面白いかたちに刈り込まれた杉などがいい。

その隣の宝蔵。たぶん経像かと思う。

常照寺の本堂。

本堂内の須弥壇には、日蓮を中心として四天王や文殊、普賢などが曼荼羅を形成していた。日蓮の像の頭には「頭巾」がかぶせられていた。

本堂内では住職が忙しく掃除や片づけをしていた。「師走」とはまさにこのことをいうのだろう。忙しいながらも住職は境内の説明をしてくれた。

とにかくナンテンの赤が綺麗だった。

広い庭園の片隅に据えられていた手水場。落ちた花びらが彩っていた。

なぜか波のりウサギの瓦が!!!

寒くて早々と退散してしまったが、鬼子母神堂があったようだった。日蓮系の宗派では重要視される鬼子母神だが、パンフレットの写真にその像の写真が載っている。とても奇妙な様相を呈している。鬼子母神像といえば子どもを抱く座像が多いが、ここの鬼子母神像は立像で、しかも女性とは思えないほどごつい表情をしている。まるでダルマだ…。ただ、この像が公開しているかどうかは不明。

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