光悦寺
常照寺から少し歩いて光悦寺に。そろそろ日も暮れてきて、風も一段と寒くなってきた。足が凍えそう…。もう本当にこの光悦寺で終わりにしよう…。
光悦寺といえば、この参道。カエデの並木なのだが、残念ながらこの季節は葉など全て落ちてしまっている。せめて新緑の季節だったらと思う。 |
茅葺きの鐘楼が雰囲気を盛り上げている。 光悦寺は、寺というよりその成立に拠り、茶室の集合というような感がある。趣味人、いわゆる数寄者(今でいう「オタク」)たちのコミュニティなのだ。茶室がコテージのように境内に散在しているのだ。 |
もはや何という茶室か不明。 |
「三巴亭」という名前が付いている。光悦の像を安置するというが、立ち入りは禁止されている。 |
「大虚庵」といわゆる光悦垣。
このような小径があり、それぞれの茶室にリンクしているという感じ。 |
すっごく寒かったけど、サザンカ(?)は綺麗に咲いていた。 |
「了寂軒」。 |
境内からはこんな景色が。こんなに山奥なのか…。 |
最後の大ボス「本阿弥庵」。 うーん、茶室はたくさんあるのだけれどどれも内部の拝観ができないため、あまり充実している感じはしない。それに寺を観ている感じがあまりしなかった。 |
さて、時間はまだ17時前だが、もう寒いしこれで今回の旅程を終えることにしよう。バスの本数が多い場所まで移動し、食事を取った。昼ご飯がまだだった、というより抜いてしまったため、遅い昼食というより早い夕食として摂った。
帰りの新幹線は19時のため、まだまだ時間はある。冷えた体を温め、ゆっくり過ごしてから京都駅へ向かった。
帰宅途中、スーパーに寄って蕎麦とかき揚げを購入、家で蕎麦を食べながら年を越した。