日本一大仏

千五百羅漢を過ぎると、メインの大仏が見えてくる。

 出た!ゆるゆる大仏!!大仏の前を鳶が滑空していました。かなり勇壮です。ここでピンヨローとひと哭きして欲しかったなぁ。かっこいいよ。と、おもむろに大仏のひざにとまりやがった。

 大仏広場で休憩を取ることにした。売店もある。僕の購買意欲はまたまたくすぐられてしまった。10枚入りの絵はがき500円を購入

 
 特に下界を見下ろす大仏の横顔アップのはがきが気に入った。何を思う日本一大仏!吹き出しを入れてみよう。しかし、こんな絵はがき他に買う人はいるのだろうか。店のおばちゃんは「しめしめ」って感じだったのかも。でも後悔はしてない。最高の品だ

 売店のそばには大仏の記念スタンプもあった。メンバーの好意によってノートの切れ端にスタンプする(感謝!)。

 
 またも微妙なスタンプだったが、気分は最高。そういえば同じようなスタンプボックスが百尺観音にもあったぞ。でもそこには何も無かった。誰かが盗んだのだろうか。大仏スタンプは特にチェーンとかで固定されていない。かなり無防備。これは盗まれるぞ!・・・っていうか、盗む人いるの?・・・あ、でもきっと僕だったら盗むね。僕みたいな人が百尺観音スタンプを盗んだのだろうか。怒りを覚えると同時に盗んだ奴を羨ましく思った。いいなぁ。大仏スタンプすげぇ欲しい、っていうか盗む

 ゴールデンウィークであることと考えると少ないが、結構人は来ていた。中には本格的な修行僧2人組も。インド風味の袈裟を着ていた。でも何故かスタンプを捺してたよ・・・。観光気分かよ!ミーハーだね。日本仏教界の未来は明るい

 日本寺復興予定図。かなり色あせてます。復興する前に予定図が色あせちゃった・・・。しかし、日本寺ってネーミングはかなり微妙です。このゆるーい感じが最高。いい寺です。また来たいなぁ。

 って、まだまだ日本寺は終わっていないぞ!!こんな超強力なスポットもある。「お願い地蔵」。願い事を書いたミニミニ地蔵をここに捨てるのだ。すげぇ沢山あるぞ!これは人間の慾と地蔵の慈悲の山。煩悩の山


広場からは下界が見渡せる。かなり爽快。鎌倉の長谷寺を思い出した。

 屋根のある休憩スポットで皆で休んでいると、いきなりダイドーのトラックが大仏前に停車。焦った寺の職員が駆け寄り、移動を促す。トラックは何を思ったか大仏に向かって激走!大仏脇のオフロードを突き進み、土埃を巻き上げながらターンしてようやく戻ってきた。忽ち休憩所は爆笑の渦。何で大仏前広場に入ってくるかなぁ。いやしくも参道ですよ、ここは。


寄付を訴える看板。寄付はいいんだけど、宗派変更が凄まじすぎるよ。節操なさすぎ!!

もう16時近くなったので、休憩を終え、残りの物件を見て回ることにする。


これは乾坤稲荷。洞窟の中におさまっています。

 昭和14年の山火事以来仮の本堂として機能している法堂にやってきました。これは法堂前の蘇鉄。なんでも源頼朝お手植えの蘇鉄らしい・・・。多分ウソ。

 しかし昭和14年か。半世紀以上もほったらかしかよ。パンフレットその他で「さる昭和14年・・・」と書いてありました。昭和14年は「ついこの間」なんだ・・・。

 これは海中から出現したという鐘。っていうか、ただ遠くの寺から波に流されてやってきた鐘なんじゃないの?っていうか、ネコババ?とにかくこの日本寺は怪しい物件でいっぱいです。


仮法堂の先には建築中のお堂が。なーんだ、ちゃんと復興しはじめてるじゃないの。

 
これは通天窟。なんだか大阪みたいなネーミングだ。入口の上には飛天が二匹。エキゾチックやねぇ。


中に入るとやっぱりコレ。・・・です。

 これは「心字池」。やっぱり「心」って字の形になってるんだろうか。・・・よく分かりません。微妙。やっぱ日本寺だ。最後までゆるぎないね。

 心字池を出ると、観音堂。これは極めて普通。でも、何だか違和感を覚える。周りがおかしい。見渡してみると・・・。そうか、杉だ。最初に鋸山を見たときに違和感を覚えたのは、この山の植生。それは針葉樹が見えなかったからだったんだ。最後の最後、この観音堂でやっと杉を見ることができた。

 日本寺の正門、仁王門を出るともう日本寺は終わり。変なものばっかりだったけど、最後の観音堂と仁王門は極めて普通。まとも。仁王門を出ると、オプション物件として「弘法井」がある。なんでも弘法大師手掘りの井戸らしい。ホントかよ。水は緑色になってました。顕微鏡で覗くとミドリムシとか、ゾウリムシとかワムシとかいっぱいいそうだぞ。表面は超乾燥しておりました。ふたみたいです。深さを調べる為に小石を投げ入れましたが、・・・よく分かりませんでした。

 悲哀と爆笑が絶妙に入り交じる異界鋸山。ぜひ再訪したいものだ。いいお寺だぁ。そこらじゅうにツッコみどころが転がっている。首も転がってるけど。

 お寺欲しいなぁ。いろんな楽しいアトラクションを作って客を呼びたい。洞窟、輪蔵、さざえ堂、戒壇巡り・・・。税金も払わなくていいしね。やりてぇー、住職。

 日本寺を下山したところに無料駐車場がありました。そこのトイレに菱川師宣の「房州名物 保田の海岸」が壁画として描かれていました。


これが壁画。


そして、これが菱川の描いた実際の風景。

 駐車場で鋸南町が経営するバスを待つことにします。歩き疲れて、みんなジベタリアンになってしまいました。死語か。来たバスの名は「青バス」。名は体を表すというが、やっぱり車体は真っ青でした。っていうか、そのままやんか。

 保田駅は懐かしい感じのする駅。4人ほど○○○をしました。偉いよ。

 17:10。この後電車を乗り継いで土浦へ。土浦に到着したのは何と21:50!!電車の待ち時間とか、食事の時間も入っているけど、これは驚異。さらにつくばに着いたのは22:45頃。5時間半もお疲れさまでした。

 朝は土浦行きの始バス、夜は終バス。ほんと、お疲れさまでした。やっぱこれ、一泊のスケジュールだったわ。房総で一泊すれば、ウミホタルを捕獲できたし、竹岡でヒカリモとかヒカリゴケを見ることもできた。またやるさ。


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