鋸山・展望台

鋸山はロープウェーで登頂する。

 鋸山は329m。東京タワーより低いってどういうこと?

 頂上の展望台より下界を望む。なんだか鋸山の植生って変だぞ。何故なのかよく分からないけど、とにかく直感的に変だと思った。

 これが金谷港。向こうに見えるのがやってきた久里浜港。今まさに金谷港に到着せんとしているフェリーが一隻。

 
繰り返すけど、海っていいねー。しつこいくらいに繰り返すけど、海っていいねー!

 展望台近くには「石切資料館」という微妙な施設が。「施設」ね。ゲームコーナーに隣接。分かりやすい展示。あっけなく終わる。ゲーム機の電子音をBGMに「石切の方法」を見るのだ。

 さて、さっさと切り上げて日本寺を目指す。鋸山のほとんどを寺地に持つ広大な日本寺は「31mの日本一(?)大仏」、「東海(?)千五百羅漢」、「百尺観音」、「地獄のぞき」など珍物件が目白押しのアトラクション寺。

 日本寺に入山するまでの道ははっきり言ってめちゃくちゃだ。ずっと降りなのだが、石が不規則に並んでいて歩きにくいことこの上ない。しかも左手には石でつくった窓の抜けた家屋がある。怪しすぎる。収容所?って感じだ。

 一人600円を支払って入山する。受付の側の看板には寄付を訴える文句が。実はこの日本寺、明治に吹き荒れた廃仏毀釈、昭和初期の山火事による本堂と国宝の消失によってぼろぼろの状態にある。復興の為、寄付を訴え掛けているのだ。

 入山して少し歩くとこんなきり通しが。苔生した岩肌がひんやり感をさそう。真夏に来たらもっと気持ちいいだろうね。

百尺観音

 
 これが百尺観音。石切場あとに昭和41年につくられたという。実はかなり若いのです。バーミヤンの石仏風味

 
 百尺観音前の岩肌にはこんな字が。明大の4人の学生が来たらしい。なんと1937年!百尺観音より古い!こっちの方が歴史的価値ありそうです。

 百尺観音に向かって左には地獄のぞきが。絶壁の空中にせり出ている部分に人が立てる。これから向かいます。

地獄のぞき

 そして、これが地獄のぞきから百尺観音広場を見た図。中央のくぼみに百尺観音があるのです。

 メンバーが地獄のぞきに立っています。ちなみに地獄のぞきに行く前に岩肌を昇るだが、まともな階段などない。軽いロッククライミング。
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