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越南漫遊記 2010年5月24~30日

ベンタイン市場

chợ bến thành

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ベンタイン市場

最後にベンタイン市場。

巨大なアーケードの中に、アメ横のような店がたくさん出ている。我々はここでおみやげ用のベトナム産コーヒーと、ベトナム名産の蓮茶などを買った。コーヒーは100gで2ドル。蓮茶は一箱で1ドルだ。まぁ安いとは思うけど、これでもぼられてるんだろうなぁ…。

地元のベトナム人は絶対にここで買い物をしないらしい。外国人価格なのだ。

さて、最後にシクロに乗車体験。これ、別にどうでもいいんだけど…。暑いしね…。

画像は奥さんが撮ったもの。シクロドライバーが撮れ撮れとうるさいから仕方なくのってやったのだ。

自分のドライバーは"Miss Ao dai"と書いてあるTシャツを着ていた。ミス・アオザイって何だよ…。

シクロに乗ったらすぐにバイクに取り囲まれた。かなり怖い。シクロが通れる場所はかなり限られているとか。

この手前の黄色いバイクのおっさんは、我々の「ボディガード」らしい。つまり、安全を配慮しているとか。

ちなみにシクロが通れる場所は決められている。そりゃそうだ。ただでさえ渋滞がひどいんだから。

シクロのブレーキは後ろに付いたレバーのようなものを使ってかける。

シクロの運転手は知っている限りの日本語を話してきて、結構うっとうしい。
運転手「ベトナムビール、ナニスキ? サンサンサン?」
私「全部美味しい! バーバーバー、美味しい!」
運転手「ワタシ、バーバーバースキ!」
バーバーバーとはベトナムのビール「333」のこと。3をベトナム語でバーという。彼はそれを日本語でサンサンサンと言ったのだった。

なぜか日本料理屋などが建ち並ぶ通りを抜けていく。日本の店を過ぎるたびに肩を乱暴に叩かれて、店の名前を言われるだけ。正直リアクションに困るし、せっかくベトナムに来ているんだから何も日本の店ばかりが出店しているところを通らなくてもなぁ…。

画像のように、ベトナムの信号は赤になるとデジタル表示で青になるまでのカウントがなされる。

坂道になると結構つらいようで、自分で「ガンバレ、ガンバレ」と言っていた。しょうがないので、自分も言ってやる。

10分くらいの乗車で終わり。まぁまぁ盛り上がったので、最後に握手をしようとしたら、「ティップ!」と言われたのでげんなり。周りを見渡してもガイドさんはいないし、人通りも少ないようなところで…。力のありそうなシクロドライバーに囲まれているので、これは渡さないとちょっとやばい…。しょうがないので1ドル渡した。これで二食ぐらいは食えるでしょ。

強制チップを渡したのを見計らったかのように、タイミング良くハオさんが現れた。…怪しい。なんかつるんでいるような気がするな…。シクロ代は旅行代金の中に入っているわけだし、何もチップを渡す必要はないわけで…。実際に渡っている乗車料金よりもチップのほうが多いんじゃないのか!?

まぁ何を1ドルくらいで、と思うかもしれないが、盛り上がって、まぁ仲良くなったかなぁと思っていたところに、「金寄こせ」と来られると、がっかりしちゃうんだよ。

気を取り直して、今度は昼食というから、車に乗って移動。行程表には「具材が選べる」バイン・ミーを食べるという。バイン・ミーはフランスパンに色々具材を挟んだベトナム風サンドイッチ。

連れてこられたのはファーストフード的なお店。BAMIZONって書いてある。ここ?

席に座っていたら、ハオさんがセットメニューを持ってきた。あれ? 「具材が選べる」んじゃなかったのか? 結局はハオさんセレクトになっちゃった…。まぁ、もうメンドクサイからこれ食べるけどね…。

チャーシューのようなもの、ランチョンミートのようなものが挟まれている。これ自体はまぁまぁ美味しいんだけど、手前の緑色の液体はまったく味がせず、奥の液体は今度は粉っぽく甘すぎて辟易した。ドリンクは得体の知れないお茶に加糖したもの。かなり甘い。薬臭かったから薬草なのかもしれない。後味が変だったな…。ベトナムで唯一残念だった食事がこれだった。

女子高生だろうか? 特徴的な制服。学校帰りにこうやって買い食いするんだな。世界どこでも一緒だな。

ところで制服文化はアジアに特有なものなんだろうか。

店内にあったイメージ写真。こういう風におしゃれに食え、ということらしい。

12:30。かなり早いが、以上で今日の行程が全て終わったのでホテルにチェックイン。だったらもっと遅い時間にホイアンを出られれば、ビーチも楽しめたし何より朝ご飯をゆっくり食べられたのに、とも思うが、チケットの関係上早い時間にならざるを得なかったのかもしれない。ただ、旅も終盤に入り、疲れも出て来たのでこういうフリーな時間があると息抜きになって結局は良かったのかも。

今夜泊まるのは、レジェンドホテルサイゴン。目の前はサイゴン河という絶好のロケーション。

ハロン湾でも乗ったような観光船などが停泊している。クルージングに出ることが出来るらしい。

彼岸はジャングル。ホーチミン市内にもジャングルがあるのだという。

このホテル、日本系のホテルで、日本人スタッフが常駐している。内部には「吉野」という日本料理屋も入っている。今日の夕食はこのホテル内のクリスタル・ジェイド・パレスという広東料理屋でとるので、らくちん。

日系らしくテレビがPanasonic。これまでのホテルは軒並みLGだった。

ブラウン管型なのがちょっとなさけない。LGのはすべて薄型液晶だった。

日本系のホテルらしく、アダプタを使わずとも、日本で使われているプラグがそのまま差すことができるコンセントになっていた。ただし、電圧は違うので変圧器は必要。

トイレもウォシュレット。やっぱり日系の資本だ。

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