柳川・長崎巡覧 2006年2月25〜26日


土産屋さん。福助ってこんなに頭下げてたっけ?下は何故か大黒(?)と合体している不思議な達磨。

お昼時なので、適当な店でウナギを。せいろ蒸ししたウナギ重。値段相応のウナギでしたな…。

柳川は北原白秋の生まれ故郷。ということで、生家は記念館となっていて、民俗資料館が併設されていた。

 
写真は「さげもん」と呼ばれる飾り。折りしもひなまつり開催中(2月末〜4月初、ずいぶん期間が長い)で、「さげもん」はひな壇と共に飾られていた。ウサギやネズミなどの動物や、何故か飛騨のさるぼぼ、そして果てには茄子やきのこなどの野菜もつるされていた。何でも有りらしい。ただし、京都の猿くくりと関連がありそうで興味深い。

 
北原白秋にはあまり興味は無いが、民家の造りが気になる。二階もあるようだが、立ち入り禁止になっていた。

 
北原家にも堀割に面した汲水場があった。


奥の倉にも二階があった。ざるなど生活用品が置いてある。


これが白秋の隠し芸。小粒の線香花火だとか。割とお茶目だったみたいだ。


柳川にも寺が無いわけではない。上の写真は真勝寺にある田中吉政の墓所。本堂の真下にあって、拝観できるようだ。パンフに「寺そのものが田中吉政公の墓になっています」とあったのはこういうことだったか。興味有り。観光案内所では、「試験実施中」として無料のレンタサイクルを貸し出していたが、残念ながら全て貸し出し中だった。天気がよく気持ちがいいので、自転車で回ってみることも考えていたが、もう駅に戻ることにした。バスは一時間に一本らしいので、タクシーを使ってしまう。

タクシーの運転手に拠れば、ついこの前まで堀割の水位が低くなっていて、どんこ舟が出られなかったそうだ。偶然にこの日にしたけど、乗れて良かった。あくまで堀割、ということで、水の流れは悪いらしい。汚れも滞留してしまうので、定期的に水を海へ抜いているのだとか。

運転手の息子さんは自分と同年齢で、訊けば三鷹に住んでいるとか。新婚さんだが、仕事が忙しく式はまだらしい。どんこ舟で結婚式を挙げられることを聞いていたので、「どんこ舟で挙げるんですか?」と訊いたが、結構なお金がかかるそうで、なかなか地元の人でも挙げられるものではないそうだ。

駅へ到着。このフリープランにはJRのフリーきっぷが付いているが、JRを利用するには天神まで戻らないといけない。そこまで戻る時間と運賃、そしてこの後の予定(長崎へ行く)を考えると、ここ柳川から佐賀までバスに乗ってしまったほうが都合がよい。バスの発車まで外のベンチで待つ。暖かいので気持ちいい。

佐賀までは1時間のバス旅。少し一眠り。途中、「パーマや」という名前のパーマ屋を見つけた。

佐賀駅のバスターミナルは木の香りがする。県産の木材を使用しているとか。みどりの窓口で、クーポンを提出、フリーきっぷをゲット。

少し遅れて長崎行きの特急が到着。久々にJR九州の特急に乗ったが、相変わらずシートが良い。まるでソファーだ。飛行機のシートより気持ちがいいぞ。


諫早湾。


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