全国異境巡礼第二弾 2002年7月19日〜27日

24日(水) 六日目

 苔寺バス停に到着したものの、赫耶姫竹御殿の見学は13:00からということになっている。門に行ってみると「見学者各位 本日の開門は13:30より」との張り紙があった。今の時刻は11:30。まだまだ時間はある。かといって今から寺をいろいろ廻って汗いっぱいかきたくない。

 すぐ近くに鈴虫寺があるので、時間つぶしに行ってみる。

華厳寺(鈴虫寺) 京都市

 少し階段を登ると到着。靴を棚に預けると鈴虫ルームに案内された。そこでは住職が鈴虫の音をBGMに話を続けている。それよりも魅力的だったのは冷房がガンガンきいていたことと、お茶が供されたこと。お茶を呑み呑みしばらく涼んだ。 

 住職の話は願いをかなえてくれるという地蔵の話に終始していた。この寺の宗派、本尊、歴史などは一切話さない。結局お守りを売りたいだけだ。

 面白いのは鈴虫だけだ。

 時計を見てもまだまだ12:00。今日はのんびりすると決めていたので、あまり過酷なことはしたくない。涼しいところで休みたい。そこで喫茶店で時間を潰すことにした。

 すぐ近くにカフェアンダンテという喫茶店があった。客は僕ひとり。冷房はそれ程強くはないが、ずっと居れば結構涼しくなるだろう。アイスジャスミンティーを注文して時間を潰す。

赫耶姫竹御殿 京都市

 赫耶姫竹御殿は竹名人が一人で全部作り上げた屋敷。全部竹で造ったというのが恐ろしい。竹に見せられ、竹に殺されたのだ。

 13:30に開門。ようやく入ることができた。

 山門(?)もやっぱり竹。

 
 内部にはオール竹製の金閣寺が。思ったより小さいぞ。中には赫耶姫が祀られていました。一緒に入ってきた女性達が中に入って願い事を書いた折り鶴を奉納している。ちょっと入りづらい。

 
 この金閣寺、小さいけどやっぱり凄い。全部竹だ。壁面は竹のモザイクになっている。そして頂点には平等院鳳凰堂風味の鳳凰が。もう何でもかんでも一緒くただ。でもこの鳳凰、おばちゃんの説明によると木の根っこ、自然の形らしい。

 あるコミュニティ新聞でこの竹職人が特集で扱われたようで、その記事のコピーが門に張ってあった。竹職人はどうやら元々年少の頃より金閣寺に憧れていたようだ。火事で金閣寺が焼けると、自分の手で蘇らせようとしたようだ。死ぬ直前まで作り続けていたようである。未完成へのこだわり、まるでガウディじゃん。しょぼいけど。

 内部には竹が生えていて結構涼しげ。いい感じの雰囲気だ。

 
 金閣寺の隣にもオール竹製の屋敷がある。多分、こっちの方が「赫耶姫竹御殿」なのだろう。これも凄い。手すりも全て竹だ。

 さて、僕の京都はもう終わりを告げようとしている。京都にはまた宿題ができた。駅前のゆるゆる物件京都タワー、そして京都駅から見る夜景だ。いつか必ず。その時は隣に誰かが居ればいいなぁ。

 この後、本当は大阪の石切に行こうと思っていたが、京都駅に到着した時点で既に15:00だった。行けなくもないが、今日はムリをせず早めにチェックインしたかったので、もう宿に向かうことにした。


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