六波羅密寺を求めて歩いていると目の前にどこかで見たような人がカメラを構えてとある寺の山門を撮影していた。サークルの一メンバーだった。どうやらサークルの連中はいくつかのユニットに分かれて行動しているようだ。聞くとこれから六波羅密寺に行くとの事。一緒に行くことにした。
そのメンバーが撮影していた寺とは、六道珍皇寺。平安時代にあの世とこの世の両方で高級官僚だった小野篁という男がいた。彼があの世とこの世の連絡通路として使っていた井戸があるそうだ。寺の名前もそれっぽい。折角なので一緒に見学することにした。
六道珍皇寺は街中にある小さな寺。
寺内に入って右に小野篁、閻魔天の入ったお堂がある。
その隣に紐だけが出ている奇妙なお堂を発見。
ご〜〜〜ん・・・
なんと引くタイプの鐘付き堂だったのだ!しかも鳴っている鐘が見えない・・・。紐だけが出ているという珍しいタイプ。
鐘の音をBGMに本堂へ。
本堂の右には小野篁移動用の井戸がある。
小窓から覗いたり、鐘が見えなかったり、何なんだこの寺は!おもしろすぎるぞ!
小野篁とかあの世とかいう話以前にとても楽しい寺でした。行くつもりのない寺だったけど、六波羅密寺へ向かう道すがら偶然見つけて好かったです。
もう4時過ぎなので、合流メンバー達と六波羅密寺に急ぐ。
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