全国異境巡礼第二弾 2002年7月19日〜27日

22日(月) 四日目

六波羅蜜寺 京都市

 六道珍皇寺からさほど離れていないところに六波羅蜜寺はある。六波羅蜜寺も下町風味の町中にあるこじんまりとした寺だ。予想外の小ささに戸惑う。もっとでかい寺を想像していた。

 六波羅蜜寺も名前からして格好いい。しかしもっと格好いいものがこの寺にはある。空也像だ。口から仏を吐き出しているあの像は、義務教育を受けている人であれば誰でも思い浮かべることができる程メジャーだ。

 仏を吐き出しているという状態が既に格好いいし、念仏を唱えているさまを仏で表現、音声を具象化して表現するという奇想は途轍もなく格好いい。

 本堂は至って普通。その奥に空也像の納められた宝物館がある。宝物館はその仰々しい名とは裏腹にこじんまりしている。入るとすぐ、目の前に空也がいた。今日も空也は仏を吐き出している。予想よりずっと背が低い。やっぱり格好いいね。空也は一番好きな仏像なのだ。惚れ惚れする。

 空也のA4位の写真が置いてあった。まるで見合い写真のような感じで本に収められている。2000円。凄く欲しいけど、高いなぁ。

 本堂に戻り受付で朱印を貰う。メンバーの話に拠れば空也の書かれた手拭いが売られているということなので当然買う。2ヴァージョンあって、一方だけを買った。空也マニアとしては両方買うべきなのだろうが、貧乏旅行している身なので我慢するしかない。

 しかし空也はアツくてピュアな男だ。殺された鹿の為に念仏を唱えたのである。

 本堂前の両脇の石壇には願いごとを書いた小石が積まれていた。ムカエマ好きとしてはこの手のものはいちいちチェックせねばなるまい。ありきたりの願いが書かれた小石の中に、こんなものを見つけた。

「こづかい100円アップ」

 可愛い・・・。可愛過ぎる!!100円とはまたリアルな・・・。っていうか、小石に書いて仏にお願いするより親にお願いしたほうが早い。

 朱印はこちら。

 空也手拭いを入れてくれた六波羅蜜寺オリジナルの袋に、この寺の電話番号が書かれているが、下4桁の数字がゴロあわせになっていた。

6980ロクハラ

だそうだ。0がラって微妙だけどね

リスン 京都市

 この後京都駅でもう一人のメンバーと合流、北山に行ってお香の老舗松栄堂のアンテナショップ、リスンというお香屋に行った。

 ここではびっくりするくらいいろいろな種類のお香があって、おすすめの店だ。店のパンフレットを見て気付いたのは青山にもあるということ。東京行けば買えるんじゃん。

 面白かった、というかびっくりしたのは「今日はじめてさかのぼりができた」という名前のお香があったこと。でも、明日嵯峨野のお土産屋でもっとびっくりする名前のお香を発見することになる。後ほど。

加茂川新館 京都市

 買い物をすませた後、宿にチェックイン。鴨川のほとりの旅館。朝食付き4000円は安い。

 ここの布団の敷き方が独特。かけ布団の両端を真ん中に織り込んでいて、まるで最近流行りのオムレツのようだ。崩すととろ〜っと半熟たまごが流れるやつね。


23日へ 全国異境巡礼第二弾のトップへ トップへ
SEO [PR] カード比較  冷え対策 温泉宿 動画無料レンタルサーバー SEO