全国異境巡礼第三弾 2003年3月15日〜22日

3月21日(金曜日・祝日)

岩国駅から宮島口へ。次の目的地は有名観光地宮島。宮島には僕好みの物件がごろごろしているらしい。高校の修学旅行でやってきた筈(一日目の宿があった)なのだが、信じられないことにどこにも行かずかっぱえびせんを鹿に餌付けしていただけだった。

京都とか宮島とか、なんだか今回の旅は修学旅行の落ち穂拾いをしているようだ。

宮島口駅からフェリー乗り場まではすぐ。フェリーはJRともう一つの会社がすぐ隣同士で競争している。「待たずに乗れる」とか「宮島まではJRで!」などと張り合っている。

僕が選んだのはJRのほう。というのは18きっぷで乗れるからなのだ。JRのフェリー乗り場はさながら電車駅のよう。


フェリー乗り場の前には蘭陵王。北斉の猛将だ。かなりのオトコマエだったらしいが、戦場ではそれが仇となるので凶悪な仮面をつけて戦ったという変人。何故ここに彼の像があるかは不明。
【追加】空さんより「厳島神社では舞楽奉納があるので、その関係からフェリー乗り場に蘭陵王像がある」とのご指摘を頂きました。ありがとうございました!2003.3.28.


程なくしてフェリーがやってきた。早速乗り込む。

船室の最前席に着席。船酔いが心配だが、もし気持ちが悪くなったらデッキに出ればいいだろう。と思っていたら続々と他の客が着席してきて道がふさがれてしまった。まあ、すぐに着くだろうから大丈夫だろう。

隣に着席したおじさんが僕に話しかけてきた。「どちらからいらっしゃったんですか?」との問いに「茨城県からです」と言うと「それは遠くからいらっしゃった」との返答。いつものやりとりだと思っていた。僕もおじさんに「どちらから?」と訊くと「韓国のソウルからです」との答え。「・・・!」おじさんは韓国人だった。おじさんといってももう少しでおじいさんというような微妙な年齢に見えたが。色々と会話をする。全部日本語だったのがちょっと情けない。おじさんに「今更ながらハングルを勉強しておけば良かったと後悔しています」と。「まだ遅くないですよ」との返答。

おじさんはもう一人の男性と二人で来ていた。時折二人で韓国語で喋っている。何を言っているのか全然分からなかったが、唯一「キゲンニセンロッピャクネン」と言っているのは分かった・・・。「紀元二千六百年」は強烈なその意味合いから、もう韓国語になってしまっているようだった。会話の内容は推してはかるべし、といったところ。

おじさんはもう何回も日本に旅行に来ていて、北海道から沖縄まで色々行ったらしい。僕なんかより彼の方がずっと通そうだ。娘さんは福井大学の医学部で教鞭をとっているとのこと。どうやらそれなりに親日家のようで、ほっとした。

程なくして宮島に到着。おじさんと僕は別れの挨拶もなく散っていった。僕は一目散に厳島神社のほうへ歩みを進める。足の調子がとてもいい。いくらでも歩ける!


宮島の名物、鹿。かわいいけど、お前ら気を抜きすぎだ!全然怯える様子もない。


宮島に来た証拠がこれ。まだまだ干潮には時間があって、あそこまでは歩いていけない。

厳島神社


水上神殿が見えてきた。由緒ある神社で世界遺産(だったか?)に指定されているのでみんな胡散臭いとか思わないけど、相当なバロック魂を感じさせる奇怪建築だと思うぞ。


さっそく内部へ進入。300円を支払う。所々に「逆行禁止」とあるのが気になる。右写真を見ると、水の上に建っているというのがよく分かる。それほど水面は高くない。

 
回廊。


正面からみた本殿。


たいへん僕好みの橋まであった。ただしバリケードが設けられていて、渡橋は不可能。

厳島神社の出口はノーチェック。ここから入ってもバレない。裏技発見。だから「逆行禁止」としつこく書いてあるわけか。


神社を出たところに大願寺というお寺がある。多分真言宗。不動明王を祀る予定らしいけど、その大きさが凄い。丈六!!大仏じゃん。明王の大仏って聞いたことないぞ。是非見たい。わざわざ酉年に完成。キアイ入ってます。

 
小さな川の側には鹿たちが。付近には階段がない。彼らは飛び降りた?飛んで戻るの?結構鹿の跳躍力って凄いんだな。

すぐ近くに厳島神社の宝物館があるが、興味はない。その脇を抜けて次の目的地へ。ここが凄いのだ。もしかしたらこの旅で一番の異境かもしれない。


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