全国異境巡礼第三弾 2003年3月15日〜22日

3月16日(日曜日)

6:00頃やっと名古屋に到着。ふー。もういい加減夜行を卒業したいなぁ。疲れた。今夜の宿は名古屋。どうせここに戻ってくるのでコインロッカーに荷物を入れて軽装で出掛ける。岐阜へ。

岐阜駅のヴィ・ド・フランスで朝食のパン(明太フランス、カマンベール)を買ってパクつきながら(美味い!)新岐阜駅前のバス停から最初の目的地に向かう。

かご大仏(正法寺)

地図

岐阜公園近くのこの寺には「日本三大仏の一つ」と誇らしげに称するかご大仏がある。「かご大仏」という名称も気になるが、大仏殿も気になった。


かなり大きい。しかも三層。各層に床があるとは思えないが、キャットウォークくらいはあるかもしれない。期待しつつ正面へ。


堂々とした風格漂わせるお堂だ。こういう奇抜なデザインのお堂は大好き。黄檗宗のお寺。気になる「かご大仏」だが、骨格は木材、表面は竹で編み、経文を張り付け金箔を施したものらしい。1832年に完成。仏の種類としては釈迦如来のようだ。黄檗宗らしく普茶料理も供している。ところで気になる「日本三大仏」の他の2つってなんだろう。まあ間違いなく奈良東大寺、鎌倉高徳院なのだろうが、それに比べると圧倒的に名前負けしている(まだ見ていないけど規模の大きさや歴史性、知名度は確実に劣る)。「日本三○○の一つ」を掲げるところは胡散臭い。しかしこの胡散臭さが僕は大好きだ。是非見たい。

しかし扉は空いていない。まだ8時前だから仕方ないな。バスが出発するまで近くの岐阜公園へと繰り出してみる。

 
岐阜城のある金華山を中心とする岐阜公園。散歩には絶好の場所だろうが、春とはいえまだ朝早いので寒い。デジカメを持つ手がかじかむ。塔の側まで行っただけで再びかご大仏へ引き返す。

そろそろ8時になる。受付の側にあった呼び鈴ボタンを押してみるが何の反応もない。間隔を置いて5度ほど押したが誰も出てこなかった。8時はやっぱり早すぎるよね・・・。バスの時間になったので仕方なく出ることにした。岐阜はアクセスしやすいところ。いつでも再訪が可能だ。もう少し温かい時期になったら来るとしよう。


最後に、これだけでは寂しいので境内にあった稲荷社をチェックしておく。「運授稲荷」というらしい。
   
天井にはいくつかの絵が描かれている。動物が多い。十二支は確実に描かれているようだが、その他にも達磨や山(富士山か?)、花などもある。結構地味にキレイだったので、少し紹介しました。鼠、兎が凄くかわいいね。達磨と少しオマヌな龍です。習合しているみたいだ。どうやら最初から黄檗宗として始まったお寺ではなく、別のセクトから改宗した模様。


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