これが慈氏院の入口。非常に小さなお寺で朝早いこともあり訪れる人はいない。南禅寺という巨大なお寺がすぐ側にあるので目立つことはないのだろう(塔頭だから当たり前だけど)。右は門前掲示。この明快さと単純さがいい。
だるま堂は入ってすぐ右にあった。珍しい石像の達磨。しかも達磨なのに立像だ。達磨にはパック入り十六茶がお供えしてあった。多からず少なからずの普通のミニミニだるまが並ぶ。そんなに面白くはないけど、南禅寺の近くにこういうお寺があるというのは意外だ。なお本堂は普通なので撮影しなかった。
摩利支天はインド風味が強く漂うので好きだ。三つの頭、六本の腕を持ち、弓を引いていて猪に乗っている。非常に素早く誰も見ることも、誰からも害されることもないという陽炎が神格化した神。ということで日本では武士から尊崇された。男性だったり、女性の姿であったりする。
摩利支天の像は見たことがないので、非常に楽しみにしていたが、秘仏らしく箱入りになっていた。お寺の説明立て札に、このお寺に祀られている摩利支天像の絵があったので撮っておいた。このお寺の摩利支天は七頭の猪に乗っているようだ。
摩利支天は見られなかったが、代わりに狛犬ならぬ狛猪があったので興奮。かわいいぞ!ちゃんと「あ」と「うん」です。
バス停に向かって歩みを進めると、
飛び出し坊やを発見!!京都にもいるんだぁ。
市バスで清水寺方面へ。ここで市バス一日乗車カードを発動。乗り放題だ。
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