3月19日(火曜日)

 京都での目覚め。今日の宿も同じなので、荷物を置いてゆける。かなりラクだ。てくてくと歩いて駅へ。駅に向かう途中、いくつかのゴミ集積所を見て気付いたことがある。ゴミ袋が色とりどりということ。黒、青、白と一定しない。京都市はゴミ袋を指定していないようだ。

 稲荷駅8:07に発車。通勤・通学の客がやや多かったが、すぐに少なくなり、席に座ることができた。

 目指す場所は壷阪寺。奈良の山奥にあるお寺だ。近鉄を使えば結構ラクに行けるが、節約の為、できるだけJRで行く。その為乗り換えが多く、結構気を遣う。奈良駅8:53着、乗り換え、8:58発。奈良駅はそれほど大きい駅ではなかった。王寺駅9:13着、乗り換え、9:24発。乗り換えが続くが、接続時間が少ないし、車窓が全て新鮮なので飽きない。王寺駅ホームで電車を待っていると、こんなアナウンスが。「まもなく電車がまいります。危ないですから、ご注意ください。」え?「危ないですから、ご注意ください」って

 吉野口駅10:00着、近鉄に乗り換え。10:15発の急行。JRと同じホーム。壷阪山駅10:23頃着。

 壷阪山駅に降り立つと、駅舎へは一度線路に降りて亘らなければならない。こんな駅に降り立つのは初めてだ。写真は撮らなかった。バスの出発時刻まで30分もある。小腹も少し空いてきた。コンビニを探しにふらつくが、目に見える範囲に無い。かなり小さな集落だが、車の往来が激しい。工事現場に立っている警備員の方にコンビニの位置を訊いた。ローソンではカレーパンを買い、バスの中でパク付く。バスの客は僕以外におっさん一人。淋しい路線である。バスは10:54発車。

壺阪寺(インド風)奈良県高市郡高取町

地図(マピオン) 近鉄吉野線壷阪山駅から壷阪寺行き近鉄バス15分乗車、終点壷阪寺下車。
壺阪寺ホームページ

 ほどなくして壷阪寺に到着。ゲート付きの駐車場があったのを見て、かなり商魂たくましい寺なのだろうと感じた。壷阪寺は壷阪山の上にある。壺阪寺入り口付近から下界を見下ろす。

 壷阪寺の境内にはいろいろな物が雑然と配置されていた。まず拝観料を支払い、インド風の堂へと入る。


こんな感じ。そして、中は、


こーんな仏塔が。後ろには沢山の小仏が控えております。

 
そして、仏塔の左右にはこんなレリーフ曼陀羅が。

 
仏塔の麓には左右にこんなスイートな奴らが。何者?右の奴ラブリー。

 
堂の壁にはこんなタイルが。


つまり、こういうことらしい。商魂たくましいね。

   

 堂の外にはこういうインド風の仏がいるんだけど、キティちゃんの涎掛けが悲しい。右の奴、「鬼瓦権造」って感じ。じょうだんじゃないよ。動物の顔が微妙。
→この手は「施無畏印」というれっきとした印らしい。「恐れる必要はないよ」という意味。2002.10.2.追加。

 インド風の堂の近くには、不動明王を祀る明王堂がある。当たり前だが、その中には不動明王がいらっしゃる。しかしメインはこの血液型別お守りだろう。


いちいち商売。

 インド風の堂の脇を通って上へ上がろうとすると、こんな杉が。

 杉の横を通って階段を上がると、仏陀の弟子どもと大師が控えています。さらにその奥には、

 
またまた商売。タイムカプセルって


境内の飛び石には蓮華が咲いていました。

 その先には仏陀の一生を描くレリーフが並んでいた。


仏陀の前世のお話らしい。詳しいことはよく分からない。

 左は、仏陀の母親マーヤーが胎内に白象が入る夢を見る場面。中央は出産シーン。木が自然に枝を垂らし、彼女は枝に掴まって出産した。上下を指さしている小人は勿論仏陀。これは有名だよね。右はアシタという名の仙人が、「この子は王とはならず、人々の救済の為に生きるであろう」と予言したシーン。

 左は仏陀の誕生を祝う図、中央は「四門出遊」。中央下の4つの窓はそれぞれ「生」「老」「病」「死」を表す。右は全ての人が眠りに落ち、仏陀が城壁から出ようとしている図。

 左は愛馬カンタカに乗り、従者チャンナをつれ城を出るところ。他の者は全て眠りについている。右は仏陀が弟子入りするところ。

 左は仏陀の苦行の図。猛獣、死などが窺える。右は、ナイレンジャー河のほとりで苦行が無駄であることを悟った仏陀に、スジャータがミルク粥を差し出しているところ。

 菩提樹の下で悟りを得ようとする仏陀に対し、マーラが三人の娘を差し向け誘惑したり、大軍を向かわせ悟りの邪魔をしようとしているところ。これらの誘惑に屈することなく、悟りの境地に達する。

 悟りをひらいた仏陀が説教しているところ。動物たちも耳を傾けている。

 「ダイバの謀議」「十手毒手」「酔象調伏」「祇園布施」「猿の奉蜜」の五場面らしい。よく分からない。

 「シュラーヴァスティでの神変」「仏陀の医術」「帰郷説法」「三道宝階降下」「水争いの調停」「チュンダの供養」を表しているらしい。要するに仏陀の活躍絵巻だ。


これはお馴染みのニルヴァーナ。


貯金箱っぽい。


鬼瓦が転がってました。これはかなり迫力あります。

 

 本堂と人が入る場所が違うんです。本堂に入れるのですが、その時、お経を唱えている住職と本尊の間に自分が入ってしまうんですね。これはかなり気まずい。


これが本尊の千手十一面観音。結構笑える顔をしている。


大観音が立ってました。全くこの寺はいろんなものが置いてある。商売が上手くいっているようですね。宿泊施設までありましたよ。

 そろそろバスの時間。駅までのバスの本数も少なければ、電車の本数も少ないので、乗り遅れると大変なことになる。早めに下山する。バスは12:07発。バスの乗客は僕以外に男、おっさんの3人、かなり侘びしい路線だ。

 壷阪山駅に12:18頃着。12:29発の電車に乗る。吉野口駅で乗り換え、王寺駅でまた乗り換え。14:00近くに天王寺駅頃着。


次へ 日本奇勝巡り第一弾トップへ戻る トップへ戻る
SEO [PR] カード比較  冷え対策 温泉宿 動画無料レンタルサーバー SEO