全興寺 大阪市平野区

地図(マピオン)「全興寺」は地図に出ないが、平野本町郵便局近くの平野商店街内 関西本線平野駅から徒歩15分。

 天王寺駅から平野駅へと向かう。目指す全興寺は商店街の中にあった。ここは地獄巡りのできるところである。ここには駄菓子博物館もあるのだが、土日のみ開館するらしい。


 かなり迫力のある看板だ。抜かれた舌が結構怖い。


水浸しの不動明王も。かなりかっこいいぞ。


地獄堂の外には、このような天国・地獄行きチェックマシンがある。

 

 地獄堂には閻魔が控えてます。下のドラをならすと、説法が始まります。そして右の写真!こんなやつが鏡に浮かび上がる!不気味!

 
 左写真左は下を抜く係の鬼。ペンチを持っています。右は服を脱がす係の婆あ。右写真は裁判の陪審員?
→陪審員というか、十王といいます。地獄道に墜ちたものを裁くものたち。閻魔大王は十王の一人です。2002.10.2.追加。

 外にはこんな物件も。バカみたいなスタイルで地獄の釜の音を聞く。音が鳴っているといえば、鳴っているような。っていうか、「釜の音」ってどういう音?なんか騙されたような感じ。無駄にバカスタイルをさせられた

 
 お堂の中にはこんなものが展示されてました。石が水に浮いています。何これ?側にはこんな説明書きが。「涅槃仏。このガラス像は、仏さまの原石です。ゆっくりと、時間をかけて自分自身のこころの中の仏さまを彫り起こしてください。」なんかすっごく哲学的な感じがします。右の金属ボールを揺らすと、水面も揺れる。 →哲学的というか、禅の思想ですね。全興寺の宗派は・・・調べてません。2002.10.2.追加。


 また、境内には地下室もある。「ほとけのみち」というタイトルが付いていて、「ほとけのいのちにつつまれる」というキャプションも。

地下に通じる階段の手すりには四国八十八ヶ所の砂が入っている。

 

 奥にはマンダラルームが。靴を脱いで瞑想するらしい。四つの柱をつたって水が流れていて、かなり幻想的。壁には沢山の小仏が張り付き、独特の雰囲気。「水の音楽」らしい。かなり楽しい部屋だ。

 境内に小学生の女の子達がやってきて、遊んでいました。写真を撮るのが恥ずかしかった。でも、今どきお寺の境内で遊ぶというのはかなり珍しく思いました。まぁ、かなり楽しいお寺なのは確かです。下手な遊園地のアトラクションよりずっと楽しいです。これでタダなのだから、凄い。是非再訪したいです。

 平野駅に戻る途中、何度もママチャリで激走するおばちゃんと遭遇したが、どの自転車もハンドルに傘スタンドを立てているのに気付いた。関東ではあまりお目にかかれないアイテムなので、得した感じ。

 帰り道で見たこんな風景。煙草屋で店番しているのはおばあちゃんではない。犬である。

 平野駅から天王寺駅へ。天王寺駅で環状線に乗り換え、大阪駅へ。大阪駅に向かう途中で、大阪城を見ました。まあ、車内からだから、本当にチラとしか見ていないんだけど。有名物件なので、それ程感動はしませんでした。

 大阪駅で東海道本線に乗り換え、京都駅へ。途中石山駅近くで、僕は確認しなければならないものがあった。瀬田川は琵琶湖に注いでいる大河です。僕は中学の修学旅行で琵琶湖直前にある中州に立つ旅館に宿泊しました。名は「あみ定」。立地条件も凄いけど、名前も凄い。インパクトのある旅館で、今も鮮明に覚えています。この旅に出る前から、電車からこの旅館を確認してやろうと目論んでおりました。さあ、瀬田川の上を走っています。琵琶湖の方をみると、まず中州が目視確認できた。中州の上に立つ建物を見ると、なにやら赤い三文字が確認できた。かろうじて「あみ定」と読めた!今も健在です、「あみ定」!

 大阪京都間は新快速を使うとなんとたったの26分で移動できる。凄いなぁ新快速!18きっぷユーザーには嬉しいです。

 京都駅に入る直前に京都タワーが一瞬見えました。あの形はないよね。景観壊してると文句も言いたくなるよね。大阪の通天閣もそうなんだけど、どこもタワーを欲しがるね。その上、どこのタワーもB級物件なんだよね。

 宿に到着。昨日と同じ京都アーバンホテル。夕刊を取って部屋へ。部屋は奇麗に掃除されてました。サービスが行き届いてますなぁ。さすがです。

 いやー、今日も結構歩きました。履き慣れてぼろぼろになっている靴で靴擦れしてしまいました。とんでもないことです。


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