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アンコール遺跡・フエ阮朝史跡巡覧 2014年7月12~17日

帰国まで

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帰国まで

17:20。他に5,6箇所訪問したいところがあったが,今回は時間切れ。次にフエを訪問するときの楽しみとする。これから夕食を摂るレストランへと連れていってもらい,今日は終わり。もうすぐフエを離れるので,これぞベトナム的な写真を撮っておいた。

レストランに到着。…私が連れて行って欲しかったのは2号店だったのだが,それが上手く伝わらなかったようで,本店に着いてしまった。ただ,ニンさんも私も疲れているし,こっちの店のほうがホテルに近く歩いて帰ることができる。「ここでいいよ」と言って一旦ツアーは終わり。しばし考えた末チップとして10万ドンを渡し降車。19:30にホテルで再度待ち合わせし,空港へと送ってもらう予定。フエにはあと2時間程度しかいられないのだ。

フエで一番人気のレストランであるLa Calambole。隣のテーブルにはフランス人家族が座って食事していた。

フエのローカルビールであるhudaビールを注文し,フエの最後の夕べをしばしゆっくりと楽しむ。最後の晩餐はグローバルにピザとした。

レストランから歩いてホテルへと戻る。ホテルはこんな路地のなかにある。外国人旅行者向けの派手な店が建ち並ぶところからさほど離れてはいないが,閑静であるためなかなか立地は良い。住宅街なので治安も良いと思う。

預けておいた荷物を取り,奥のシャワールームを使わせてもらい,さっぱりとしたところで運転手を待つ。ロビーでゆったりしていると,ホテルマンが冷たい水を持ってきてくれた。ありがたい…。

19:30ぴったりにニンさんがやってきてくれた。30分かけて空港に向かう。青地に白い建物が描かれている標識が気になったのでニンさんにその意味を訊いてみた。2年前にも見たもので,ずっとなんだろうと思っていたのだ。これは街に入ったことを示し,その上から赤い斜線が引かれているのは,街が終わったことを示しているとか。街中では制限時速が40kn/hとなり,外では60km/hとなるのだそうで。また中心地ではバイクが多いので20km/hから30km/hとなるようだ。フエ初日にタクシーがいきなり減速していたのは,この標識に従っていたからだったのだ。

私は記念にベトナムのバイク渋滞を市街地が終わるまで動画で撮影していた。それを終えたところで,ニンさんは意図を理解したようで笑っていた。「これこそがベトナムだからね」と言うと「そうだ!」と言っていた。

フバイ空港に到着したところで,空港がリニューアルしていることに気づいた。そのことを言うとニンさんも嬉しそうだった。

入口に車を駐めてもらい,ニンさんともお別れ。とてもお世話になったので感謝の言葉を述べた。ニンさんは「マタネ」と言って去って行った。

これがフバイ空港。もともとは古くさい空港だったのでこの変わりようには驚いたが,小さいのは変わっていなかった。フバイ国際空港といいながらも現在のところ国内線しかない。

チェックイン後,画像に写っているセキュリティチェックの行列に並ぶ。セキュリティの前に身分証の確認があり,それをたった一人でやっているのでかなり混雑している。外国人の私はパスポートだが,ベトナム人は社会主義国家らしくIDカードのようなものを見せていた。

搭乗ゲート前の椅子は数が足りない上,空いている席に荷物を置く人がいるため,疲れていた私は床に座って搭乗開始を待った。おしゃれなカフェなどがあるが,疲れているしおなかもいっぱいなのでじっと待つ。

フエからハノイへの便は3-3で,一人なのになぜか窓際。しかも隣には誰も来なかった。ホーチミン線に比べてハノイ線はあまり人気がないのかな?

ハノイで国際線に乗り継ぎ。ここは5日前に成田からシェムリアップに行く時にも来た。残念な売店しか無いのでじっと待つしかない。ただ,相変わらず暗く暑いので1ドルもする残念な水を購入せざるを得なかった。ホーチミン乗り継ぎが良いということに気づいたので,次回フエに行くようなことがあればホーチミンにしようと思う。

残念なことに真ん中の4列席だったが,空いていて誰も座って来なかった。ハノイ・成田線は人気がないのだろうか…。機材にはエンタテイメントシステムが装備されていた。ただ,眠いので特に何もしなかった。

朝食は洋食にした。「チキンスライスベトナム風鶏飯」というので,ベトナムのコム・ガー的なものを期待していたのだが,味のほとんどない蒸し鶏とご飯の組み合わせで残念な内容だった。ベトナム航空はつくづく朝食が残念だと思う。

成田には日本時間で7時頃に到着した。