江州巡覧 2007年7月14〜16日

坂本を出て、ここからしばらく移動が続く。次は湖南三山と呼ばれる長寿寺、常楽寺、善水寺を訪問するつもりだが、バスの本数が少ないのでちょっと心配だ。

京阪膳所でJRに乗り換え。しかしJRでは10時半頃に起きた人身事故の影響で電車が遅れているのだという。京都方面は完全に再開の目途が立たず、米原方面は一応動いているらしい。予定していた電車ではなかったが、3分後に来たので大勢には影響なかった。

昨夜は宵々山ということで敬遠した京都だが、運転状況を考えると、今日も京都方面に行ったりしたら帰って来れなくなりそうなので、今回は京都へ足を踏み入れるのは諦めることにした。

草津で草津線に乗り換え。先ほど3分のロスがあったが、全然余裕だった。


石部という駅で降り立ち、すぐに発車するバスに乗り込む。これを逃してしまっては今後がガタガタになる。画像は、駅前の石部宿跡。

時間を気にしているのに、5分も遅れて発車。どうしたんだろう。

湖南地域を走るバスは、市の業務になっているようで、住宅地をくまなく回ったりしている。ある程度福祉バスのような感じになっている。加えて観光地も回っている。

東寺(ひがしてら)というバス停で下車。次の訪問先長寿寺はすぐだ。

長寿寺と常楽寺はそれらの位置するところより、それぞれ東寺、西寺と呼ばれて対比している。

 
長寿寺の山門。秋になると奇麗になるのだそうだが、今も十分奇麗だ。


長寿寺本堂。だが開いていないので、すぐ隣に建つ寺に事情を聴きに行った。寺務員に拠れば、特別公開の時しか開けないとか。パンフレットを貰ったが、どうしよう。

バスの本数が少ないため、次の常楽寺までは歩いていくつもりだ。歩くのにかかる時間も計算すると、あまりここに長くいるのは得策ではない。さらっと見てしまおう。


茅葺の弁天堂が池の中に建つ。

 
本堂をいろんな角度から。


アジサイの葉の裏に、蝉のぬけがらを発見。梅雨明けはまだだが、蝉は羽化している。その割には蝉の鳴き声を聞かないなぁ。


格子の隙間から、本堂内部を撮影。内陣と外陣が分れている、古い台密形式だ。

さて、入ればいのはしょうがないので、次の常楽寺まで急ぐ。徒歩の時間をできるだけ短くすることが、常楽寺での拝観時間を長くすることにつながる。


常楽寺までの道には、ほとんど何もなかったが、画像の奥には小さな祠があった。その入口には、奇麗に紅葉している二本の木が生えていた。まるで仁王のように祠の入り口を護っている。


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