慶雲館の前には、JR線に面して長浜鉄道スクエアと呼ばれる鉄道展示館がある。旧長浜駅舎だという。現在の長浜駅は200mほど北に位置する。
台風襲来を控えたこんな大雨の中、訪問する人はなく、自分ひとり。受付の人も無く、呼び出してやっと来たくらいで、今日は暇なのだろう。
先ほどの鉄道スクエアとの共通チケットもあるらしいが、そっちも観ている時間がない(この慶雲館でさえ時間がないのだ!)ので、慶雲館のみのチケットをもとめる。受付の人は「良ければご案内します」と言ってきたが、時間がないので辞退。申し訳ない…。
庭園。つくばいがいいね。
慶雲館は二階建てである。
二階の窓には独特の格子。襖絵も落ち着いたもの。
二階には明治天皇と皇后のためにしつられた玉座があった。玉座というのはいったいどんなものかと期待していたが、質が良さそうなだけで、他の椅子と変わるところはない。
二階から庭園を望む。ここからは伊吹山と琵琶湖まで見えるという。天候不良のためか何も見えなかった。
ほとんど駆け足で見てまわった慶雲館だったが、もう二度と来ることはないだろう。残念ながらあまり見るべきところはなかった。
さて、あまり時間がない。駅へ急ごう。駅までの間、駅の裏道は工事中となっていたため、迂回する必要があったが、回り道しているとやばそうなので、誰もいない工事現場を駆け抜けてショートカット。
長浜駅。以前訪問したときにはこんなに立派ではなかった。市内の観光再生事業と同調するかのように、駅舎もレトロな風に改築されていた。こういうのは嫌いではない。
急いでホームへ。ここからさらに北へと向かう。ホームに降り立つとすぐに電車がやってきた。先ほどもそうだったが、今回は全く移動に余裕がない。
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||