北陸異境巡礼 2002月10月4日〜7日

富山駅で何かお土産になるものは無いかと探索し始める。富山といったら・・・。

   
薬だ!!駅ビルの薬局でレトロ薬コーナーがあった。たくさんあったけど、取り敢えず達磨、ピカトンが面白かったので買っておく。

 富山駅を出て、しばし電車に揺られる。新潟県との県境越中宮崎駅で下車。閑散としたこの駅で降りる目的は・・・。

ヒスイ海岸

 駅から歩いてすぐのところにヒスイ海岸はある。ここには色とりどりの石が転がっていて、ヒスイの原石を拾うことができるとのこと。

いっぱいありますけど、想像してたのは宝石がごろごろしてる状況・・・。冷静に考えたらそんなのありえないんだけどね。

ぼちぼち探すとするか、と思ったのはいいけど、ヒスイの原石ってどれ?よく分からない。分からないので、緑色したような石とか、丸くてすべすべした石を拾っていた。近くを作業着を着たベテラン風味のオジサンが通ったので聞いてみる。
「すみません、あの、どれがヒスイの原石なんですか?」
オジサンは親切にも拾った石を見せて呉れて、その上丁寧に解説してくれた。まず、ヒスイの原石は様々な色をしているということ。緑とは限らないのだ。じゃあ、色で分からないとなるとどんな特徴で他のタダの石と見分けるのだろうか。それは硬度らしい。丸くてすべすべした石などは柔らかいということだから、これは絶対にヒスイではないのだそうだ。僕はさっきから思いっきりハズしていた訳である。なんとオジサンは親切にもヒスイの原石を一つ僕にくれた!
「お守りにね」
辞退したけど、オジサンはやるといってきかなかったので頂いた。ありがとう、見知らぬオジサン!!

サークルのお土産はここのヒスイにしようと思っていた。けどこんなに大変だとは思わなかったぞ。拾ったものをお土産にしようとしたのがそもそもの間違いか・・・。セコすぎる!反省。

オジサンの言ったように角ばった石をいくつか拾い、引き揚げた。

 
閑散とした海です。右の写真に写っているのが親切なオジサンです。

オジサンに別れを告げ、新潟方向の電車に乗り込む。

親不知

親不知という駅で下車。ここも魅力溢れる無人駅。

この辺は山がちで、山がそのまま海へ落ち込んでいる(右)という交通の難所。写真のように今でも一般道路、高速道路が海岸の上を走っている(左)。要するに平地がないのだ。というわけで、親不知付近には奇岩がたっぷり。中には穴が開いていて通行可能な洞窟ちっくな岩もあるということで、それ目当てに来たのだけど・・・。駅前の案内板を見る。どれどれ・・・。バスで15分、徒歩で1時間・・・。ここでの滞在時間は1時間だから、無理です。ふー。どうしよう。確か近くに親不知交流センターという微妙な施設があるようだから、そこへ行ってみることにする。歩いて15分、親不知交流センターのカンバンが見えた。どうやら宿泊施設のようです。想像では道の駅チックな物産・観光センターをイメージしてたんだけどなぁ。宿泊施設なら行っても何もないよね・・・。というわけで駅に戻ります。

親不知駅、ここで40分程過ごすことになるわけです。窓の先に見えるのは海。日本海です。駅舎の中に備え付けられている駅ノートを読んで過ごす。みんな当たり障りの無いことを書いていますが、共通するのは「この駅最高!」ということ。何も無い、というところが好いらしい。そんなに好いところかなぁ・・・。

駅の真ん前の道には、電車が来るまで車一台も通りませんでした。

ヒマなので自分を撮ってみた。

やがてやって来た電車に乗る。

次の目的地は直江津だが、その途中にトンネル駅、筒石駅がある。

トンネルの中に駅があるという珍駅だ。

次の目的地直江津で降りる。

直江津では十念寺で戒壇巡りをするつもりだったけど、駅の地図で見たら思いの外遠く、既に16:30で17:00までには到着できなさそうだったので休憩を取ることにした。

お腹が減ったのでコンビニを探すが・・・無い。駅の交番に入って聞くと、駅の裏にあるけど少し歩かなくてはならないらしい。・・・上越市ってやばいなぁ。駅そばにしました。

親不知、直江津と裏切られてます。次の物件に期待。


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