南会津異境巡礼 2002年8月26日〜27日

26日(月)

 今回は福島県西南部、いわゆる南会津に点在する異境を訪問する。

 栃木県の今市から福島県の会津若松を結ぶ私鉄がある。下今市駅から会津高原駅まで野岩鉄道、会津高原駅から西若松駅までが会津鉄道。はっきり言ってマイナーな鉄道なので、知らない人もたくさんいるだろう。勿論今回初めて使う。誰もいないようなところを走るので当然乗降客は殆どいない。存在意義を疑うような駅も点在しており、このような駅を観察することも今回の目的の一つ。

 朝6:30頃に始バスに乗り土浦駅へ。いつもと変わらない。土浦から友部、友部で水戸線に乗り換え、小山へ。小山で両毛線に乗り換え、栃木へ。栃木で東武鉄道に乗り換え、龍王峡へ。

龍王峡

 
 龍王峡駅ホームは半分トンネルの中。半分は外だけど、電車はすぐにトンネルの中に入っていく。野岩鉄道の沿線は山岳地帯なので、ずっとトンネル。トンネルとトンネルの間に駅があるという感じ。

 龍王峡とは2200万年前の火山の爆発によって形成された奇岩たっぷりの渓谷。

 ホームから階段を昇って地上に出る。周りを見渡すと山、山、山。土産屋の誘いを振り切りながら龍王峡へ。いきなり長い降り階段が続き、早くも帰りの心配をしだす。

 階段を降りきったところに龍王神社がある。神社といいつつも小さな社といった趣。祀っている神の名は「龍王神」。聞いたことないぞ。

 
 龍王神社の向かいに「虹見の滝」がある。滝の水が落ちるところを間近で見ることができる。右写真の奥に見える小屋が龍王神社。この神社が丁度よく風景のアクセントになっている。 

 これは「竪琴の滝」。分かりにくいが、奥の滝がそうらしい。

 
 「虹見橋」。

 虹見橋から虹見の滝を見た図。見る角度、太陽の高さなどの条件がそろえば虹が見えるのだそうだ。

 
 虹見橋周辺の渓谷。左写真の最奥に見える白い横線は「むささび大橋」。時間の都合上行くことはできなかった。むささび橋周辺には「むささび茶屋」がある。本当はそこで少し休憩が取りたかったのだけど、野岩鉄道の本数が泣けるほど少ないため、予定を考えると次の電車を逃すことはできない。残念。

 龍王峡から戻ると、土産物屋の客引き大合戦が始まる。その中に怪しいオヤジ発見!!もの凄くやばい。

 滞在時間1時間、実見学時間50分程で龍王峡を去る。もっと居たかったなぁ。

 因みに、J-PHONEは龍王峡で圏外です。docomo、auとも三本立っていて大ショック。


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